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名古屋大学 教育基盤連携本部

メッセージ

本部長挨拶

名古屋大学教育基盤連携本部長 松下 裕秀
名古屋大学教育基盤連携本部長松下 裕秀

教育の3つの方針に基づいた入学者選抜・教育改革の実現に全学を挙げて全力で取り組みます。

 高大接続システム改革会議の「最終報告」が平成28年3月末に発表されました。そこでは、高等学校教育改革、大学入学者選抜改革及び大学教育改革を、互いに強く連関したシステムとして一体的に進めることが求められています。この背景には、グローバル化・多極化の進展、産業構造や就業構造の転換、生産年齢人口の急減などの社会的要因があり、我が国がこれらの社会変動の渦の真っただ中にあって、先行き不透明な時代に入ってきていることから目を逸らすことはできません。そこで、先の予見が難しい時代に求められる人材とは何か、大学は自らに問いかけ、答えを出してゆく必要があります。

 このような状況を踏まえ、名古屋大学では平成28年4月1日に教学マネジメント・システムを根付かせることを目的に、教育基盤連携本部を立ち上げました。本学では、これまでに「自由闊達」な学風のもと、国内有数の基幹総合大学として、多数のノーベル賞受賞者をはじめ多くの優れた人材を輩出し、社会に貢献してまいりました。今後も、新しい時代にふさわしい高大接続の実現に向け、多面的、総合的な入学者選抜改革をはじめ、入口から出口までシームレスな教学マネジメント・システムの確立を目指してゆきます。

 このたび、教育基盤連携本部長を拝命いたしました。一体的に策定したアドミッション・ポリシー、カリキュラム・ポリシー及びディプロマ・ポリシーの教育の3つの方針に基づいた入学者選抜・教育改革の実現に全学を挙げて全力で取組んでまいりますので、名古屋大学の新たな動きにご期待ください。