名古屋大学

名古屋大学の教育を支える
3つの方針

学士課程

名古屋大学の教育理念を実現する3つの方針

名古屋大学は、学術憲章に基づく教育の目的や目標にそった、①「卒業認定・学位授与の方針」、②それを実現する「教育課程の編成・実施の方針」、③提供する教育プログラムに適った学生を選抜する「入学者受入れ・選抜の方針」を明確にした教育活動を行っています。

卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

名古屋大学は、各学部の教育目標と基準に沿った資質・能力の卒業資格を満たした者に、卒業を認定し、学士の学位を授けます。名古屋大学の学位は、真の勇気と知性をもち、未来を切り拓いていく「勇気ある知識人」として、それぞれの学術分野で、十分な知識・技能、主体的な創造性、立ち向かう探究心が培われたことを証します。

教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

名古屋大学は、高度で幅広い教養を育むための教養教育と、飽くことなき探究心の涵養と新たな知の主体的創造につながる専門教育との二本柱からなる体系的な教育課程により、学生を育てます。多様な授業形態の組み合わせによる教育課程の展開と自発的な学修の促進を図り、学術分野の特徴を活かした、教育実践及び学修指導を適切に実施します。

入学者受入れ・選抜の方針(アドミッション・ポリシー)

名古屋大学は、未来の「勇気ある知識人」を目指す人を国内外に求めます。各学部・学科の学術分野の特徴に基づき、基礎的な学力とそれを活用する能力、さらにそれを発展させようとする意欲や態度を適正に評価して選抜する入試を実施します。

各学部の教育を支える3つの方針は、以下をクリックしてください。

文学部(令和4年度入学から)

卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

(1) 育成する人材像(教育目標)

文学部は、以下に示す資質・能力等を備え、卒業資格を満たした者に、卒業を認定し、学位を授与します。
文学部が授与する学位は、言語・文化・歴史に対する深い探究心と社会・環境への強い関心を持ち、高い異文化理解力を備えた人材であり、また、人文学的教養を通して、国際社会・地域社会の諸問題の解決に寄与しうる人材であること、そして、「高い異文化理解能力と言語運用能力」、「文献や資料を収集・読解・分析する能力」、「専門分野における基本的な研究方法を理解し、応用する力」、「論旨の一貫した文章構成能力とプレゼンテーション能力」、「現代社会が直面する諸問題に専門分野の知見に基づき対応できる能力」を備えていることを証します。

(2) 卒業、修了判定時に課している基準(必要要件)

文学部の卒業要件は、原則として4年以上在学し、所定の授業科目のうち、全学教育科目を40単位以上、専門科目を84単位以上、合計124単位以上を履修し、かつ卒業論文の試験に合格することです。なお、専門科目の単位数には卒業論文10単位が含まれます。

教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

文学部では、「卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)」に掲げる資質や能力を身につけた人材を育成するため、以下の方針に基づいてカリキュラムを編成します。

  1. 全学教育科目の中の言語文化科目によって、「高い異文化理解能力と言語運用能力」の基礎を身につけます。
  2. 全学教育科目の中の基礎セミナーによって、「文献や資料を収集・読解・分析する能力」および「論旨の一貫した文章構成能力とプレゼンテーション能力」の基礎を身につけます。
  3. 全学教育科目の中の教養科目「現代教養科目(自然系・学際・融合系)」によって、「現代社会が直面する諸問題」を高度で幅広い教養の観点から理解する力を身につけます。
  4. 全学教育科目の中の分野別基礎科目「人文・社会系基礎科目」によって、「専門分野における基本的な研究方法を理解し、応用する力」の概略を学びます。
  5. 専門科目の履修によって、「専門分野における基本的な研究方法を理解し、応用する力」を修得し、「文献や資料を収集・読解・分析する能力」や「論旨の一貫した文章構成能力とプレゼンテーション能力」、「高い異文化理解能力と言語運用能力」を高めます。
  6. これらの能力について、小論文や筆記試験、口頭発表、討議への貢献度など、各授業において定める方法によって単位認定を行います。
  7. 卒業論文を書き上げることによって、これらの能力が身についたことを確認します。
  8. カリキュラム全体の履修を通して、「現代社会が直面する諸問題に専門分野の知見に基づき対応できる能力」を身につけます。

上記のカリキュラム編成のもと、それぞれの科目区分の中に、講義、演習、実習などの多様な形態の授業を配置し、学年進行にそって、基礎力、応用力、課題解決能力が段階的に涵養されます。

入学者受入れ・選抜の方針(アドミッション・ポリシー)

(1) 入学者受入れの方針

文学部では、養成する人材像とディプロマ・ポリシー、カリキュラム・ポリシーを踏まえ、「人文学分野の研究に取り組むのに必要な基礎的な学力を備え、人間の営為としての言語・文化・歴史に深い関心を持ち、社会・環境など現代社会が抱える諸問題を考えることに意欲がある人」を入学者として選抜します。

(2) 選抜の基本方針

  • 一般選抜

    アドミッション・ポリシーに適合した人材を選抜するため、調査書、大学入学共通テストの成績および個別学力検査の成績を総合的に判断し選抜を行います。「人文学分野の研究に取り組むのに必要な基礎的な学力」は大学入学共通テスト、個別学力検査で判定します。個別学力検査においては、論理的な思考力も人文学分野の研究に取り組むのに必要な基礎的な学力の一部であることから、国語、地歴、外国語に加えて、数学を課しています。「人間の営為としての言語・文化・歴史に対する深い関心」や「社会・環境など現代社会が抱える諸問題を考える意欲」については、調査書を含めて総合的に判定します。
  • 学校推薦型選抜(大学入学共通テストを課さない)

    文学部に対する明確な志向と勉学の熱意を持ち、学習成績・人物ともに優れた者を対象として、アドミッション・ポリシーに適合した人材を選抜するため、調査書、志願理由書等の提出書類、小論文の成績および面接の結果を総合的に判断し選抜を行います。「人文学分野の研究に取り組むのに必要な基礎的な学力」は提出書類および面接によって判定します。「人間の営為としての言語・文化・歴史に対する深い関心」や「社会・環境など現代社会が抱える諸問題を考える意欲」については、提出書類、小論文、面接によって総合的に判定します。なお、出願の際は、外国語の能力を示すスコアや国際バカロレアのスコア、SSHにおける活動状況等に関する書類を提出することができます。
  • 私費外国人留学生入試

    アドミッション・ポリシーに適合した人材を選抜するため、提出書類、小論文の成績および面接の結果を総合的に判断し選抜を行います。「人文学分野の研究に取り組むのに必要な基礎的な学力」は提出書類および面接によって判定します。「人間の営為としての言語・文化・歴史に対する深い関心」や「社会・環境など現代社会が抱える諸問題を考える意欲」については、提出書類、小論文、面接によって総合的に判定します。
  • 国費外国人留学生・外国政府派遣留学生入試等

    アドミッション・ポリシーに適合した人材を選抜するため、「人文学分野の研究に取り組むのに必要な基礎的な学力」「人間の営為としての言語・文化・歴史に対する深い関心」「社会・環境など現代社会が抱える諸問題を考える意欲」について、提出書類および面接によって総合的に判定します。
  • 3年次編入学

    アドミッション・ポリシーに適合した人材を選抜するため、提出書類、外国語試験の成績、小論文の成績および口述試験の結果を総合的に判断し選抜を行います。「人文学分野の研究に取り組むのに必要な基礎的な学力」は提出書類、外国語試験および面接によって判定します。「人間の営為としての言語・文化・歴史に対する深い関心」や「社会・環境など現代社会が抱える諸問題を考える意欲」については、提出書類、小論文、面接によって総合的に判定します。
  • G30

    「人文学分野の研究に取り組むのに必要な基礎的な学力」、「人間の営為としての言語・文化・歴史に対する深い関心」及び「社会・環境など現代社会が抱える諸問題を考える意欲」を、提出書類および面接の結果から総合的に判断し選抜を行います。
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文学部(令和3年度入学まで)

卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

(1) 育成する人材像(教育目標)

文学部は、以下に示す資質・能力等を備え、卒業資格を満たした者に、卒業を認定し、学位を授与します。
文学部が授与する学位は、言語・文化・歴史に対する深い探究心と社会・環境への強い関心を持ち、高い異文化理解力を備えた人材であり、また、人文学的教養を通して、国際社会・地域社会の諸問題の解決に寄与しうる人材であること、そして、「高い異文化理解能力と言語運用能力」、「文献や資料を収集・読解・分析する能力」、「専門分野における基本的な研究方法を理解し、応用する力」、「論旨の一貫した文章構成能力とプレゼンテーション能力」、「現代社会が直面する諸問題に専門分野の知見に基づき対応できる能力」を備えていることを証します。

(2) 卒業、修了判定時に課している基準(必要要件)

文学部の卒業要件は、原則として4年以上在学し、所定の授業科目のうち、全学教育科目を48単位以上、専門科目を84単位以上、合計132単位以上を履修し、かつ卒業論文の試験に合格することです。なお、専門科目の単位数には卒業論文10単位が含まれます。

教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

文学部では、「卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)」に掲げる資質や能力を身につけた人材を育成するため、以下の方針に基づいてカリキュラムを編成します。

  1. 全学教育科目の中の言語文化科目によって、「高い異文化理解能力と言語運用能力」の基礎を身につけます。
  2. 全学教育科目の中の基礎セミナーによって、「文献や資料を収集・読解・分析する能力」および「論旨の一貫した文章構成能力とプレゼンテーション能力」の基礎を身につけます。
  3. 全学教育科目の中の文系基礎科目や文系教養科目で、「専門分野における基本的な研究方法を理解し、応用する力」の概略を学びます。
  4. 専門科目の履修によって、「専門分野における基本的な研究方法を理解し、応用する力」を修得し、「文献や資料を収集・読解・分析する能力」や「論旨の一貫した文章構成能力とプレゼンテーション能力」、「高い異文化理解能力と言語運用能力」を高めます。
  5. これらの能力について、小論文や筆記試験、口頭発表、討議への貢献度など、各授業において定める方法によって単位認定を行います。
  6. 卒業論文を書き上げることによって、これらの能力が身についたことを確認します。
  7. カリキュラム全体の履修を通して、「現代社会が直面する諸問題に専門分野の知見に基づき対応できる能力」を身につけます。

上記のカリキュラム編成のもと、それぞれの科目区分の中に、講義、演習、実習などの多様な形態の授業を配置し、学年進行にそって、基礎力、応用力、課題解決能力が段階的に涵養されます。

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教育学部(令和4年度入学から)

卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

(1) 育成する人材像(教育目標)

教育学部は、以下に示す資質・能力等を備え、卒業資格を満たした者に、卒業を認定し、学位を授与します。
「人間発達科学の知見と方法を学び、論理的・批判的思考力と判断力、協働的コミュニケーション能力を有し、省察と探究の習慣を自ら育むことができる」
「人間と社会の諸問題に絶えず関心をよせ、勇気と熱意をもって向き合い、問題解決に協働的に取り組むことができる」
「社会的正義の感覚を有し、人類と社会の調和的発展とウェルビーイングに貢献できる」

(2) 卒業、修了判定時に課している基準(必要要件)

学士学位授与のためには、全学の「名古屋大学の教育を支える3つの方針」に則って開講される「全学教育科目」(合計41単位以上)ならびに、上記の目的のために本学部で開講される「教育学部専門科目」(専門基礎科目、コース科目、卒業論文、合計84単位以上)を履修することが要件となります。

教育課程の編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

教育学部では、「卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)」に掲げる資質や能力を備えた人材を育成するために、以下の方針に基づいてカリキュラム(教育課程)を編成します。

1)
本学部のカリキュラムは、全学教育科目と専門科目から構成され、専門科目は専門基礎科目、コース科目、卒業論文から構成されています。
2)
全学教育科目により「高度で幅広い教養」を身につけるとともに、「人間と社会の諸問題に対する関心」を高め、また「コミュニケーション能力や論理的・批判的思考力と判断力」を養います。
3)
専門科目の専門基礎科目により、「人間発達科学の専門基礎的な知識と技能」について幅広く学び、さまざまな視点と知見、基礎的な研究技法を習得します。専門科目のコース科目は、小規模な開講形態(講義、演習、実験演習、実習、調査研究等)により実施し、これらの履修により、「人間発達科学の専門的な知識と技能」を獲得し、また「人間と社会の諸問題」に対する「省察と探究の精神、問題解決能力、協働性とリサーチ・マインド」を身につけます。
4)
これらの能力について、小論文や筆記試験、口頭発表、討議への貢献度など、各授業において定める方法によって単位認定を行います。
5)
卒業論文では、指導教員の指導のもとで、独自の研究テーマを設定し特定の研究方法により探究をおこなうとともに、上記の能力が身についていることを確認します。
6)
カリキュラム全体の履修を通して、「社会的正義の感覚を有し、人類と社会の調和的発展とウェルビーイングに貢献できる」能力を身につけます。

入学者受入れ・選抜の方針(アドミッション・ポリシー)

(1) 入学者受入れの方針

本学部は、人間の成長発達と教育をめぐるさまざまな問題を研究の対象とする教育発達科学の知見と方法を総合的に学ぶことによって、論理的・批判的思考力と判断力、協働的コミュニケーション能力を有し、省察と探究の習慣を自ら育むことができ、人間と社会の諸問題に絶えず関心をよせ、勇気と熱意をもって向き合い、問題解決に協働的に取り組むことのできる人材、さらには、社会的正義の感覚を有し人類と社会の調和的発展とウェルビーイングに貢献できる人材の育成を目的としています。

上記の目的を理解したうえで本学部への進学を志望する者には、次のような能力や資質が求められます。

1)
人間発達科学を学ぶための基礎的学力
2)
人間の成長発達と教育をめぐる多様な事象と問題に対する関心と問題意識
3)
人間と社会の諸問題に対して深い関心をもち、教育と発達および社会的正義の視点から探究し、問題解決を志向し、人類と社会の調和的発展に貢献しようという意欲と熱意

(2) 選抜の基本方針

  • 一般選抜

    人間発達科学を学ぶための基礎的学力を評価するため、大学入学共通テストと個別学力検査(国語、数学、外国語)により選抜を実施します。
  • 学校推薦型選抜(大学入学共通テストを課す)

    人間発達科学を学ぶための基礎的学力を評価するため大学入学共通テストを課すとともに、人間の成長発達と教育をめぐる多様な事象と問題に対する関心と問題意識、さらには人間と社会の諸問題について教育と発達および社会的正義の視点から探究し、問題解決を志向し、人類と社会の調和的発展に貢献しようという意欲と熱意を評価するため、提出書類と「小論文」、面接の総合評価により選抜を実施します。
  • 私費外国人留学生入試

    多様な文化的社会的バックグラウンドをもつ国内外の外国人留学生に対して、本学部での学習に必要な日本語能力、人間発達科学を学ぶための基礎的学力を評価するため日本留学試験(日本語、総合科学、数学コースⅠ)を課すとともに、上記の能力・学力に加え、人間の成長発達と教育をめぐる多様な事象と問題に対する関心と問題意識、さらには人間と社会の諸問題について教育と発達および社会的正義の視点から探究し、問題解決を志向し、人類と社会の調和的発展に貢献しようという意欲と熱意を評価するため、提出書類と面接(口頭試問を含む)の総合評価により選抜を実施します。
  • 国費外国人留学生・外国政府派遣留学生入試等

    多様な文化的社会的バックグラウンドをもつ国内外の外国人留学生に対して、人間発達科学を学ぶための基礎的学力、人間の成長発達と教育をめぐる多様な事象と問題に対する関心と問題意識、さらに人間と社会の諸問題について、教育と発達および社会的正義の視点から探究し、問題解決を志向し、人類と社会の調和的発展に貢献しようという意欲と熱意を有しているかを評価するため、提出書類と面接(口頭試問を含む)の総合評価により選抜を実施します。
  • 3年次編入学

    他の専門諸領域での学修を目指した後、新たに人間発達科学の知見と方法を学びたいと志望する者に対して、人間発達科学を学ぶための基礎的学力、人間の成長発達と教育をめぐる多様な事象と問題に対する関心と問題意識、さらには人間と社会の諸問題について教育と発達および社会的正義の視点から探究し、問題解決を志向し、人類と社会の調和的発展に貢献しようという意欲と熱意を評価するため、提出書類と個別学力検査(外国語、小論文ならびに面接)の総合評価により選抜を実施します。
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教育学部(令和3年度入学まで)

卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

(1) 育成する人材像(教育目標)

教育学部は、以下に示す資質・能力等を備え、卒業資格を満たした者に、卒業を認定し、学位を授与します。
「人間発達科学の知見と方法を学び、論理的・批判的思考力と判断力、協働的コミュニケーション能力を有し、省察と探究の習慣を自ら育むことができる」
「人間と社会の諸問題に絶えず関心をよせ、勇気と熱意をもって向き合い、問題解決に協働的に取り組むことができる」
「社会的正義の感覚を有し、人類と社会の調和的発展とウェルビーイングに貢献できる」

(2) 卒業、修了判定時に課している基準(必要要件)

学士学位授与のためには、全学の「名古屋大学の教育を支える3つの方針」に則って開講される「全学教育科目」(合計48単位以上)ならびに、上記の目的のために本学部で開講される「教育学部専門科目」(専門科目、コース科目、卒業論文、合計84単位以上)を履修することが要件となります。

教育課程の編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

教育学部では、「卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)」に掲げる資質や能力を備えた人材を育成するために、以下の方針に基づいてカリキュラム(教育課程)を編成します。

1)
本学部のカリキュラムは、全学教育科目と専門科目から構成され、専門科目は専門基礎科目、コース科目、卒業論文から構成されています。
2)
全学教育科目により「高度で幅広い教養」を身につけるとともに、「人間と社会の諸問題に対する関心」を高め、また「コミュニケーション能力や論理的・批判的思考力と判断力」を養います。
3)
専門科目の専門基礎科目により、「人間発達科学の専門基礎的な知識と技能」について幅広く学び、さまざまな視点と知見、基礎的な研究技法を習得します。専門科目のコース科目は、小規模な開講形態(講義、演習、実験演習、実習、調査研究等)により実施し、これらの履修により、「人間発達科学の専門的な知識と技能」を獲得し、また「人間と社会の諸問題」に対する「省察と探究の精神、問題解決能力、協働性とリサーチ・マインド」を身につけます。
4)
これらの能力について、小論文や筆記試験、口頭発表、討議への貢献度など、各授業において定める方法によって単位認定を行います。
5)
卒業論文では、指導教員の指導のもとで、独自の研究テーマを設定し特定の研究方法により探究をおこなうとともに、上記の能力が身についていることを確認します。
6)
カリキュラム全体の履修を通して、「社会的正義の感覚を有し、人類と社会の調和的発展とウェルビーイングに貢献できる」能力を身につけます。
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法学部(令和4年度入学から)

卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

(1) 育成する人材像(教育目標)

法学部は、以下の資質・能力等を備え、卒業要件を満たした者に、卒業を認定し、学士の学位を授与します。

1)
グローバル化社会に通用する法律学・政治学の総合的な知識を、論理的に体系づけて修得する。
2)
大局的見地に立ってものごとを総合的に判断し、的確な価値判断・意思決定を行う能力を身につける。
3)
現代社会のさまざまな問題に積極的に関わり、専門分野の知見に基づいてその解決に寄与する能力を身につける。

(2) 卒業、修了判定時に課している基準(必要要件)

法学部では、全学教育科目を「専門導入系」(基礎セミナー、人文・社会系基礎科目等)と「非専門系」(教養科目、健康・スポーツ科学科目、言語文化科目等)とに分類し、全学教育「専門導入系」科目12~14単位、同「非専門系」科目28単位、法学部「専門科目」82~84単位(関連専門科目として、他学部の専門科目を20単位まで含めることができます)、合わせて124単位の修得を通じて、教育目標に掲げる人材であると証される者に、卒業を認定し、学士(法学)の学位を授けます。

教育課程の編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

法学部は、学生が、(1)グローバル化社会に通用する法律学・政治学の総合的な知識を、論理的に体系づけて修得すること、(2)大局的見地に立ってものごとを総合的に判断し、的確な価値判断・意思決定を行う能力を身につけること、(3)現代社会のさまざまな問題に積極的に関わり、専門分野の知見に基づいてその解決に寄与する能力を身につけることができるよう、以下の方針に基づいて教育を実施します。

教育課程の編成の方針

(1)
学生が、グローバル化社会に通用する法律学・政治学の総合的な知識を、論理的に体系づけて修得するために、1年次には、専門的な学修の土台として、政治学・法律学の各専門領域に通底すべき導入的・基礎的な科目群と、我が国の法体系ないし政治理論の根底を成す基本的な専門科目「憲法Ⅰ」「民法Ⅰ」「政治学原論」を配置し、2 年次以降、政治・公法領域、民刑事法領域、基礎法・社会法領域のそれぞれにおいて、各分野の基礎的な科目から発展的な科目まで、多様な科目を、国際的な視野の提供にも重きを置いて段階的・体系的に配置します。
(2)
学生が、大局的見地に立ってものごとを総合的に判断し、的確な価値判断・意思決定を行う能力を身につけるために、全学教育科目は、専門導入系科目(基礎セミナー、人文・社会系基礎科目等)に加え、非専門系科目(教養科目、健康・スポーツ科学科目、言語文化科目等)をも幅広く履修しなければならないこととし、それによって各専門科目の複眼的な学修を促進しています。人文・社会系基礎科目のうちの「日本国憲法」「法学」「政治学」は履修しても卒業単位に算入されないこととしているのも、同じ理由によるものです。
(3)
学生が、現代社会のさまざまな問題に積極的に関わり、専門分野の知見に基づいてその解決に寄与する能力を身につけるために、演習科目による少人数教育を重視しています。1 年次には、全学教育科目「基礎セミナー」を配置し、2 年次以降、「演習Ⅰ」「演習Ⅱ」「演習Ⅲ」を順次配置するほか、4 年次には、「卒業論文」を配置します。これらの履修によって、各担当教員の専門分野のアクチュアリティーに触れ、具体的な課題へのアプローチとその解決に向けての探究を実践する学びが積まれることを促進しています。

教育・学習方法の方針

学生が、学年進行に沿って、視野を広げ、基礎を固め、発展的に学ぶプロセスを履み、それによって前記資質・能力等を段階的に培うことができるよう、各専門領域において、多様な内容・形態の授業科目を体系的に配置します。全ての授業科目について、その概要、到達目標、成績評価方法、各回のテーマ等を明記したシラバスを示します。ウェブシステムを利用するなどして、教科書・参考書・参考資料、授業時間外学習の指示、質問への対応方法等を提示し、学習を支援します。

学習成果の評価の方針

成績評価に当たっては、各授業科目のシラバスに示された、筆記試験、レポート、口頭発表その他の方法によって前記資質・能力等を確認し、単位認定を行います。講義科目においては、主に、法律学・政治学等の総合的な知識を、論理的に体系づけて修得していること、大局的見地に立ってものごとを総合的に判断し、的確な価値判断・意思決定を行う能力を身につけていることを、厳格に判定します。演習科目においては、主に、現代社会のさまざまな問題に積極的に関わり、専門分野の知見に基づいてその解決に寄与する能力を身につけていることを、厳格に判定します。

入学者受入れ・選抜の方針(アドミッション・ポリシー)

(1) 入学者受入れの方針

法学部は、社会のルールの学としての法律学・政治学を学ぶことを通じて、大局的見地に立って的確な価値判断・意思決定を行い、グローバル化社会のさまざまな問題の解決に向けて積極的に寄与し、未来を切り拓いていくことを目指し、かつ、そのために必要となる以下の資質や能力を備えた人を、国内外に求めます。

1)
幅広い基礎学力及び法律学・政治学を学ぶ上で重要となる論理的思考を発展させるために必要な学力
2)
グローバル化社会のさまざまな問題の解決に向けて積極的に寄与するために必要な意欲や能力

(2) 選抜の基本方針

  • 一般選抜

    幅広い基礎学力を大学入学共通テスト(5または6教科8科目、900点)により評価するとともに、これまでに身につけた基礎学力を活用する能力を個別学力検査(3科目、600点)により評価します。個別学力検査では、とりわけ法律学を学ぶ上で重要となる論理的思考を発展させるために必要な学力を数学(200点)により、また、グローバル化社会のさまざまな問題の解決に向けて積極的に寄与するために必要な意欲や能力を、外国語(200点)および高等学校の地理歴史、公民の学習を前提とする小論文(200点)により評価します。
  • 学校推薦型選抜(大学入学共通テストを課す)

    幅広い基礎学力を大学入学共通テスト(5または6教科8科目)や調査書等により評価するとともに、これまでに身につけた基礎学力を発展させ、グローバル化社会のさまざまな問題の解決に向けて積極的に寄与するために必要な意欲や能力を、志願理由書や推薦書、高校時の学習成果やさまざまな活動への取組状況を示す証明書等に照らしながら、面接により評価します。
  • 私費外国人留学生入試

    小論文と面接を日本語で実施し、幅広い基礎学力およびグローバル化社会のさまざまな問題の解決に向けて積極的に寄与するために必要な意欲や能力を評価します。面接には、筆記試験問題(小論文)に関連する追加質問のほか、専門分野に関する学習到達度の確認を目的とする口頭試問が含まれます。
  • 国費外国人留学生・外国政府派遣留学生入試等

    書類選考と面接により、幅広い基礎学力およびグローバル化社会のさまざまな問題の解決に向けて積極的に寄与するために必要な意欲や能力を評価します。
  • 3年次編入学

    自己の進路を変更し、法律学・政治学の専門教育を受けることを希望する人の幅広い基礎学力およびグローバル化社会のさまざまな問題の解決に向けて積極的に寄与するために必要な意欲や能力を、書類選考、筆記試験(外国語と小論文)、口述試験により評価します。
  • G30

    書類選考と面接により、幅広い基礎学力およびグローバル化社会のさまざまな問題の解決に向けて積極的に寄与するために必要な意欲や能力を評価します。
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法学部(令和3年度入学まで)

卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

(1) 育成する人材像(教育目標)

法学部は、以下の資質・能力等を備え、卒業要件を満たした者に、卒業を認定し、学士の学位を授与します。

1)
グローバル化社会に通用する法律学・政治学の総合的な知識を、論理的に体系づけて修得する。
2)
大局的見地に立ってものごとを総合的に判断し、的確な価値判断・意思決定を行う能力を身につける。
3)
現代社会のさまざまな問題に積極的に関わり、専門分野の知見に基づいてその解決に寄与する能力を身につける。

(2) 卒業、修了判定時に課している基準(必要要件)

法学部では、全学教育科目を「専門系」(基礎セミナー、文系基礎科目)と「非専門系」(その他)とに分類し、全学教育「専門系」科目12~14単位、同「非専門系」科目36単位、法学部「専門科目」82~84単位(関連専門科目として、他学部の専門科目を20単位まで含めることができます)、合わせて132単位の修得を通じて、教育目標に掲げる人材であると証される者に、卒業を認定し、学士(法学)の学位を授けます。

教育課程の編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

法学部は、学生が、(1)グローバル化社会に通用する法律学・政治学の総合的な知識を、論理的に体系づけて修得すること、(2)大局的見地に立ってものごとを総合的に判断し、的確な価値判断・意思決定を行う能力を身につけること、(3)現代社会のさまざまな問題に積極的に関わり、専門分野の知見に基づいてその解決に寄与する能力を身につけることができるよう、以下の方針に基づいて教育を実施します。

教育課程の編成の方針

(1)
学生が、グローバル化社会に通用する法律学・政治学の総合的な知識を、論理的に体系づけて修得するために、1年次には、専門的な学修の土台として、政治学・法律学の各専門領域に通底すべき導入的・基礎的な科目群と、我が国の法体系の根底を成す基本的な専門科目「憲法I」「民法I」を配置し、2年次以降、政治・公法領域、民刑事法領域、基礎法・社会法領域のそれぞれにおいて、各分野の基礎的な科目から発展的な科目まで、多様な科目を、国際的な視野の提供にも重きを置いて段階的・体系的に配置します。
(2)
学生が、大局的見地に立ってものごとを総合的に判断し、的確な価値判断・意思決定を行う能力を身につけるために、全学教育科目は、専門系科目(基礎セミナー、文系基礎科目)以外の非専門系科目(理系基礎科目、各種教養科目、健康・スポーツ科学、言語文化科目等)をも幅広く履修しなければならないこととし、それによって各専門科目の複眼的な学修を促進しています。文系基礎科目のうちの「日本国憲法」「法学」「政治学」は履修しても卒業単位に算入されないこととしているのも、同じ理由によるものです。
(3)
学生が、現代社会のさまざまな問題に積極的に関わり、専門分野の知見に基づいてその解決に寄与する能力を身につけるために、演習科目による少人数教育を重視しています。1年次には、全学教育科目「基礎セミナー」を配置し、2年次以降、「演習I」「演習II」「演習III」を順次配置するほか、4年次には、「卒業論文」を配置します。これらの履修によって、各担当教員の専門分野のアクチュアリティーに触れ、具体的な課題へのアプローチとその解決に向けての探究を実践する学びが積まれることを促進しています。

教育・学習方法の方針

学生が、学年進行に沿って、視野を広げ、基礎を固め、発展的に学ぶプロセスを履み、それによって前記資質・能力等を段階的に培うことができるよう、各専門領域において、多様な内容・形態の授業科目を体系的に配置します。全ての授業科目について、その概要、到達目標、成績評価方法、各回のテーマ等を明記したシラバスを示します。ウェブシステムを利用するなどして、教科書・参考書・参考資料、授業時間外学習の指示、質問への対応方法等を提示し、学習を支援します。

学習成果の評価の方針

成績評価に当たっては、各授業科目のシラバスに示された、筆記試験、レポート、口頭発表その他の方法によって前記資質・能力等を確認し、単位認定を行います。講義科目においては、主に、法律学・政治学等の総合的な知識を、論理的に体系づけて修得していること、大局的見地に立ってものごとを総合的に判断し、的確な価値判断・意思決定を行う能力を身につけていることを、厳格に判定します。演習科目においては、主に、現代社会のさまざまな問題に積極的に関わり、専門分野の知見に基づいてその解決に寄与する能力を身につけていることを、厳格に判定します。

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経済学部(令和4年度入学から)

卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

(1) 育成する人材像(教育目標)

経済学部は、以下に示す資質・能力等を備え、卒業資格を満たした者に、卒業を認定し、学位を授与します。

「経済学・経営学の知識を有し、ビジネス活動を行う上でのコミュニケーション能力と協調性、将来のリーダーとしての資質を備えている」
「経済学・経営学の知見を駆使して、現代の企業や経済社会が直面する諸課題を把握・分析し、課題解決に取り組むことができる」
「現代のグローバルに活動を行う企業や経済社会において、合理的で実践的な意思決定を主体性をもって行える」
「現代の企業活動において必要不可欠な専門知識を備え、文献・資料から必要なデータやエビデンスを収集し、それに基づいた分析的なレポートを作成・プレゼンテーションする能力を有する」

(2) 卒業、修了判定時に課している基準(必要要件)

卒業論文を含み、全学教育科目の所定の単位40単位以上、専門基礎科目28単位以上、専門科目・関連専門科目56単位以上を修得した者に対して、(1)の教育目標が求める資質や能力が育成されたものと総合的に判断し、学士の学位を授けます。

教育課程の編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

経済学部は、「卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)」に掲げる資質や能力を身につけた人材を育成するため、以下の方針に基づいてカリキュラムを編成します。

(1)
全学教育科目で幅広い教養を修得する、
(2)
専門基礎科目で各専門分野の基礎知識を確実に修得する、
(3)
専門科目(卒論研究を含む)と関連専門科目で基礎知識を応用する能力を育成する、

という三つの基本方針を打ち立てて、経済学・経営学において必要とされる幅広い教養を学び、それを基礎として学術の理論および応用を習得します。

上記のカリキュラム編成のもと、それぞれの科目区分の中に、講義・演習などの多様な形態の授業を配置し、学年進行にそって、基礎力、応用力、課題解決能力が段階的に涵養されるように教育・学習方法の方針を定めています。

上記の学習による成果の評価については、「全学教育科目」「専門基礎科目」「専門科目」では、筆記試験・レポート・口頭発表など、各授業においてシラバスで定める方法により、上記で掲げた能力が身についたことを確認し、単位認定を行います。また、「卒業論文」に取り組むことによって「現代の企業や経済社会が直面する諸課題を理解・分析し、問題解決に取り組むことができる」力を身につけます。

カリキュラム全体の履修を通して、「経済学・経営学の知見を駆使して、現代の企業や経済社会が直面する諸課題を理解・分析し、問題解決に取り組むことができる能力」を身につけます。

入学者受入れ・選抜の方針(アドミッション・ポリシー)

(1) 入学者受入れの方針

経済学・経営学の専門的な知識を学ぶための基礎的な学力を備え、ダイナミックに変化する現代の経済社会への鋭い関心を持って、経済活動に関わる諸問題を理論的・実証的に探究することができる学生の入学を求めます。

(2) 選抜の基本方針

  • 一般選抜

    経済学・経営学の専門的な知識を学び、経済活動に関わる諸問題を理論的・実証的に探究するための基礎的な学力を備えた者を、大学入学共通テストと国語・数学・外国語の3教科の個別学力検査により選抜します。
  • 学校推薦型選抜(大学入学共通テストを課す)

    経済学・経営学に対する勉学意欲と基礎的な学力を備え、かつ①個性的・意欲的な指導力、②特に秀でた学力、③課外活動における特筆すべき成果、のいずれかの特色を一つ以上持ち、学習成績・人物ともに優れ、学校長等からの推薦を受けた者を選抜します。基礎的な学力を大学入学共通テスト、勉学意欲と特色を書類審査と面接を通じて評価します。
  • 私費外国人留学生入試

    私費外国人留学生として、日本で経済学・経営学について学ぶ強い勉学意欲と基礎的な学力を備えた優秀な者を、日本留学試験とTOEFL及び、小論文試験と面接により選抜します。
  • 国費外国人留学生・外国政府派遣留学生入試等

    在外の日本大使館または名古屋大学等からの推薦を受け、日本政府や外国政府から奨学金の支給が確定しており、海外から日本へ留学して経済学・経営学を学ぶ意欲と基礎的な学力を備えた者を書類審査により選抜します。
  • 3年次編入学

    すでに大学・短期大学や高等専門学校を卒業した人や、大学に一定期間在学した人に対して入学の機会を広げ、経済学・経営学の専門課程を履修するのに相応しい資質と能力を持ち、他の学生へのよい刺激が期待できる者を、書類審査と筆記試験により選抜します。
  • G30

    社会科学プログラムにおける経済学・経営学を中心とした英語によるカリキュラムの下で、経済のグローバル化や日本の産業などに関心を持ち、将来国際的に活躍することを志す者を、書類審査と面接により選抜します。
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経済学部(令和3年度入学まで)

卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

(1) 育成する人材像(教育目標)

経済学部は、以下に示す資質・能力等を備え、卒業資格を満たした者に、卒業を認定し、学位を授与します。

「経済学・経営学の知識を有し、ビジネス活動を行う上でのコミュニケーション能力と協調性、将来のリーダーとしての資質を備えている」
「経済学・経営学の知見を駆使して、現代の企業や経済社会が直面する諸課題を把握・分析し、課題解決に取り組むことができる」
「現代のグローバルに活動を行う企業や経済社会において、合理的で実践的な意思決定を主体性をもって行える」
「現代の企業活動において必要不可欠な専門知識を備え、文献・資料から必要なデータやエビデンスを収集し、それに基づいた分析的なレポートを作成・プレゼンテーションする能力を有する」

(2) 卒業、修了判定時に課している基準(必要要件)

卒業論文を含み、全学基礎科目、文系基礎科目、理系基礎科目、文系教養科目、理系教養科目、全学教養科目、専門基礎科目、専門科目、関連専門科目について所定の単位(全学教育科目48単位、専門基礎科目28単位、専門科目・関連専門科目56単位以上)を修得した者に対して、(1)の教育目標が求める資質や能力が育成されたものと総合的に判断し、学士の学位を授けます。

教育課程の編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

経済学部は、「卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)」に掲げる資質や能力を身につけた人材を育成するため、以下の方針に基づいてカリキュラムを編成します。

(1)
全学教育科目で幅広い教養を修得する、
(2)
専門基礎科目で各専門分野の基礎知識を確実に修得する、
(3)
専門科目(卒論研究を含む)と関連専門科目で基礎知識を応用する能力を育成する、

という三つの基本方針を打ち立てて、経済学・経営学において必要とされる幅広い教養を学び、それを基礎として学術の理論および応用を習得します。

上記のカリキュラム編成のもと、それぞれの科目区分の中に、講義・演習などの多様な形態の授業を配置し、学年進行にそって、基礎力、応用力、課題解決能力が段階的に涵養されるように教育・学習方法の方針を定めています。

上記の学習による成果の評価については、「全学教育科目」「専門基礎科目」「専門科目」では、筆記試験・レポート・口頭発表など、各授業においてシラバスで定める方法により、上記で掲げた能力が身についたことを確認し、単位認定を行います。また、「卒業論文」に取り組むことによって「現代の企業や経済社会が直面する諸課題を理解・分析し、問題解決に取り組むことができる」力を身につけます。

カリキュラム全体の履修を通して、「経済学・経営学の知見を駆使して、現代の企業や経済社会が直面する諸課題を理解・分析し、問題解決に取り組むことができる能力」を身につけます。

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情報学部(令和4年度入学から)

卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

(1) 育成する人材像(教育目標)

情報学部は、以下の基準にそった学力及び資質・能力等の卒業資格を満たした者に、卒業を認定し、学位を授けます。
情報学部の学位は、細分化した学問諸分野を統合していくハブの役割を果たすと期待される「情報学」の教育と研究を通して、次のような資質・能力等が培われたことを証します。

1)
情報学の知見を駆使して、取り組むべき課題を発見し、それを解決できる
2)
情報学の知見を駆使した、組織マネジメントや制度設計について理解している
3)
情報社会の基盤となる仕組みやシステムの構想・設計について理解している

(2) 卒業、修了判定時に課している基準(必要要件)

情報学部においては、全学教育科目は、共通基礎科目、教養科目、分野別から各学科が定める履修要件により自然情報学科とコンピュータ科学科は41単位以上、人間・社会情報学科は40単位以上修得します。専門系科目は専門基礎科目、専門科目、関連専門科目、卒業研究からなります。専門基礎科目から30~34単位、専門科目から42単位以上、関連専門科目から2~10単位の自然情報学科とコンピュータ科学科は合計87単位以上、人間・社会情報学科は合計88単位以上を修得します。専門科目には、卒業研究6単位が含まれます。卒業要件は、原則として4年以上在学し、合計128単位以上を修得し、かつ卒業研究の審査に合格することです。

教育課程の編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

情報学部では、「卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)」で掲げた資質を共通して涵養するために、想定される社会での活躍場面に応じた、より専門的な知識・技能・態度を獲得することを可能とする専門教育の課程を次の科目により編成します。

1)
全学教育科目
「大学での学び」基礎論、基礎セミナー、言語文化科目、健康・スポーツ科学科目、データ科学科目、国際理解科目、現代教養科目、超学部セミナー、人文・社会系基礎科目、自然系基礎科目
2)
専門基礎科目
「スタートアップ科目群」
「情報科学技術の基礎となる科目群」
「自然や社会をシステムとして理解する基礎となる科目群」
「論理的に課題を発見・解決するための基礎となる科目群」
3)
学部共通の専門科目
「社会とのインタラクションのための科目群」
「情報倫理と法」、「アカデミック・イングリッシュ」、「マネジメント」等
4)
学科ごとの専門科目
5)
関連専門科目
6)
卒業研究
情報学部では、共通的な資質と高度な専門性を兼ね備えた融合的人材を育成するため、全学教育科目、学部に共通の科目(専門基礎科目、および、学部共通の専門科目)、学科ごとの専門科目、関連専門科目、卒業研究で教育課程を編成します。一定の専門性を身につけた上で、さらに専門性を超えた知識・技能・態度を涵養するため、学部共通科目を、1~2年生だけでなく3~4年生に対しても配置します。
それぞれの科目区分の中に、講義、演習、実習などの多様な形態の授業を配置し、学年進行にそって、基礎力、応用力、課題解決能力が段階的に涵養されます。
「全学教育科目」「専門基礎科目」「専門科目」「関連専門科目」では、レポート、筆記試験、口頭発表など、各授業においてシラバスで定める方法により、単位認定を行います。 これら適切に配置された科目を修得し、「卒業論文」に取り組むことによって卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)で掲げた3つの資質・能力等を兼ね備えた人材を育成します。

入学者受入れ・選抜の方針(アドミッション・ポリシー)

(1) 入学者受入れの方針

情報学部は、情報学の各分野の研究者になりうる人材のみならず、情報学を駆使して、新しい価値の創出、課題の発見と解決、情報社会の基盤的仕組みの構想・設計等ができる人材、あるいは、企業や政府機関・国際機関等の組織を情報の観点からマネジメントできる人材、情報学に通じた科学諸分野の研究者になりうる人材を養成することを目標としています。そのため、このような人材育成の基盤となる次のような資質を持った多様な学生を、幅広く対象として入学者選抜を実施します。

幅広い情報学の知識とスキルを身につけるために必要な、十分な基礎的学力を有していること。(学部共通)
情報の観点から世界を理解し、情報技術を駆使して諸科学を革新しようとする意欲を有すること。(主に自然情報学科)
社会の抱える問題と未来の社会像について問題意識をもち、情報学を用いて問題を解決し価値を創造しようとする意欲を有すること。(主に人間・社会情報学科)
社会と調和し、社会に価値をもたらす情報技術を創造しようとする意欲を有すること。(主にコンピュータ科学科)

自然情報学科、人間・社会情報学科、コンピュータ科学科への多様な資質と興味を持った学生を獲得するために学科ごとに選抜します。

(2) 選抜の基本方針

  • 一般選抜

    情報学部の一般選抜による募集人員は113名です。入学者選抜については、大学入学共通テスト及び本学が実施する個別学力検査等により、情報学部が文理融合を特色とする学部であることから、大学入学共通テストにおいては、幅広い知識と能力を担保するために、国語、地歴・公民、数学、理科、外国語から5教科または6教科について7科目または8科目を課しています。また、個別学力検査等では、全学科に共通して外国語を課すとともに、各学科においては人材養成をする上で基礎となる理解力や素養を判断できる科目を課しています。

    自然情報学科
    特定の分野のサイエンスに深い関心を抱き、情報学を用いてそれをさらに一歩進めたいと願う学生を求めており、このような、ある意味で「尖った」サイエンス志向の学生を受け入れるため、個別学力検査において理科4科目から1科目選択とします。入学後の自然情報学科のカリキュラムを通じて広く学ばせることにより、こうした学生の関心を他分野そして社会へとより広げていくことを目指しています。
    人間・社会情報学科
    社会とそれを構成する人間に関心をもつ学生を求めています。人間・社会情報学科は社会情報系と心理・認知科学系からなりたっています。情報科学技術を人文社会学や心理・認知科学に適用することから、情報学に理解のある文系学生と人文社会学に興味を持つ理系学生の双方を受け入れるため、個別学力検査において地理歴史と数学の選択としています。
    コンピュータ科学科
    情報技術の創造による社会貢献というテクノロジー志向の学生を求め、技術創造力の向上を目指す教育を行うために、理科全般への関心をもつ学生を対象とすることが有効であると考えています。したがって、個別学力検査において、物理を含む理科4科目のうち2科目を指定します。物理を必須とするのは、物理が高校理科の科目のうちでは、コンピュータ科学科の教育内容に最も親近性が高いこと等を考慮しています。
  • 学校推薦型選抜(大学入学共通テストを課す)

    情報学部に対する明確な志向と勉学の熱意を持ち、学習成績・人物ともに優れ、特に情報を活用して人類の課題に挑む意欲のある者を選抜します。
    情報学部の学校推薦型選抜による募集人員は22名とし、選抜方法は、学科共通とします。選抜方法は、第1次選考と第2次選考により行い、第1次選考は、提出された志願理由書、学校長の推薦書及び調査書並びに大学入学共通テストの成績により第1次選考合格者(面接受験者)を決定します。大学入学共通テストの利用科目は、一般選抜と同じ科目とします。
    第2次選考は、第1次選考合格者に対し、学科ごとに面接を実施し、合格者を決定します。なお、多面的・総合的な選抜を強化するために、上記の提出書類の他に任意で自己評価一覧の提出を認めることとし、自己評価一覧に記載する事項は、英語やその他の外国語の能力を示すスコア(TOEFL・IELTS・TOEIC・英検・ドイツ語検定等)、国際標準の入学資格や国際バカロレアのスコア、各種検定の認定書、各種コンテストにおける入賞を証明する書類、社会的活動での活動を証明する書類等であり、第2次選考の参考とします。
  • 私費外国人留学生入試

    情報学部に対する明確な志向と勉学の熱意を持ち、学習成績・人物ともに優れ、特に情報を活用して人類の課題に挑む意欲のある者を選抜します。
    情報学部の私費外国人留学生入試による募集人員は若干名とし、選抜方法は、小論文と面接により行い、合格者を決定します。(出願要件は学科によって異なります。)
  • 国費外国人留学生・外国政府派遣留学生入試等

    情報学部に対する明確な志向と勉学の熱意を持ち、学習成績・人物ともに優れ、特に情報を活用して人類の課題に挑む意欲のある者を選抜します。
    情報学部の国費外国人留学生入試による募集人員は若干名とし、選抜方法は、書類審査と面接により行い、合格者を決定します。
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情報学部(令和3年度入学まで)

卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

(1) 育成する人材像(教育目標)

情報学部は、以下の基準にそった学力及び資質・能力等の卒業資格を満たした者に、卒業を認定し、学位を授けます。
情報学部の学位は、細分化した学問諸分野を統合していくハブの役割を果たすと期待される「情報学」の教育と研究を通して、次のような資質・能力等が培われたことを証します。

1)
情報学の知見を駆使して、取り組むべき課題を発見し、それを解決できる
2)
情報学の知見を駆使した、組織マネジメントや制度設計について理解している
3)
情報社会の基盤となる仕組みやシステムの構想・設計について理解している

(2) 卒業、修了判定時に課している基準(必要要件)

情報学部においては、全学教育科目は、全学基礎科目、文系基礎科目、文系教養科目、理系基礎科目、理系教養科目、全学教養科目から各学科が定める履修要件により44単位以上修得します。専門系科目は専門基礎科目、専門科目、関連専門科目、卒業研究からなります。専門基礎科目から30~34単位、専門科目から38~50単位、関連専門科目から2~10単位の合計84単位以上を修得します。専門科目には、卒業研究6単位が含まれます。卒業要件は、原則として4年以上在学し、合計128単位以上を修得し、かつ卒業研究の審査に合格することです。

教育課程の編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

情報学部では、「卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)」で掲げた資質を共通して涵養するために、想定される社会での活躍場面に応じた、より専門的な知識・技能・態度を獲得することを可能とする専門教育の課程を次の科目により編成します。

1)
全学教育科目
「基礎セミナー、言語文化、健康・スポーツ科学、文系基礎科目、文系教養科目、理系基礎科目、理系教養科目、全学教養科目」
2)
専門基礎科目
「スタートアップ科目群」
「情報科学技術の基礎となる科目群」
「自然や社会をシステムとして理解する基礎となる科目群」
「論理的に課題を発見・解決するための基礎となる科目群」
3)
学部共通の専門科目
「社会とのインタラクションのための科目群」
「情報倫理と法」、「アカデミック・イングリッシュ」、「アカデミック・ライティング」、「マネジメント」等
4)
学科ごとの専門科目
5)
関連専門科目
6)
卒業研究
情報学部では、共通的な資質と高度な専門性を兼ね備えた融合的人材を育成するため、全学教育科目、学部に共通の科目(専門基礎科目、および、学部共通の専門科目)、学科ごとの専門科目、関連専門科目、卒業研究で教育課程を編成します。一定の専門性を身につけた上で、さらに専門性を超えた知識・技能・態度を涵養するため、学部共通科目を、1~2年生だけでなく3~4年生に対しても配置します。
それぞれの科目区分の中に、講義、演習、実習などの多様な形態の授業を配置し、学年進行にそって、基礎力、応用力、課題解決能力が段階的に涵養されます。
「全学教育科目」「専門基礎科目」「専門科目」「関連専門科目」では、レポート、筆記試験、口頭発表など、各授業においてシラバスで定める方法により、単位認定を行います。 これら適切に配置された科目を修得し、「卒業論文」に取り組むことによって卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)で掲げた3つの資質・能力等を兼ね備えた人材を育成します。
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理学部(令和7年度入学から)

卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

(1) 育成する人材像(教育目標)

理学部は、以下に示す資質・能力等を備え、卒業資格を満たした者に、卒業を認定し、学位を授与します。


・自然の理を解き明かそうとする探究心と独創的で柔軟な思考を有する
・基礎科学の研究をとおして、科学的素養を身に付け、社会の様々な分野で貢献することができる

(2) 卒業、修了判定時に課している基準(必要要件)

学位を取得するためには、入学後、本学部に4年以上在学し、履修要件として定めた所定の単位(数理学科132単位、物理学科127単位、化学科126単位、生命理学科124単位、地球惑星科学科128単位)以上を修得することが必要です。

教育課程の編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

理学部は、 自然への探究心を涵養し独創的で柔軟な思考力を育成するために、年次進行に沿って下記の方針を定めています。

(1)
初年次教育は、基礎を学びながら自分の進みたい学科を選ぶ期間を設定しています。
(2)
全学教育科目と1年次に配置されている専門基礎科目を受講することにより、数学や理科の基礎科目はもちろん、物事に対する考え方や議論の方法そのものを学ぶ専門リテラシー、人文社会系の教養科目、外国語など、高度知識人に相応しい教養を身につけます。
(3)
1年次終了時に、希望や成績などによって各学科への配属が決定される学科分属制度を採用しています。この制度は、理学部の大きな特長で、総合的な視座から研究や社会をリードできる人材を育成しようとする考えに基づいています。なお、総合型選抜、私費外国人留学生入試、国費外国人留学生・外国政府派遣留学生入試等入学者は優先的に合格した学科へ分属することができます。
(4)
2年次以降は、各学科に分かれて、専門基礎科目や専門科目により、基礎から専門的な講義までを体系的に受講します。演習を取り入れ、実験系では多くの時間を実習にあてて重点的な指導を行っています。いずれの学科でも最新の研究成果を取り入れた教育を行っています。加えて、他学科の講義も履修でき、自然科学の基礎知識を一層広げることができます。
(5)
4年次には、さらに専門的な講義を実施するとともに、各研究室に配属されて、これまで3年間の蓄積を実際の研究現場で活用し、自主的な学習と研究による卒業研究に取り組みます。
(6)
各科目の学習成果は、定期試験、レポート、セミナー発表など、シラバスで定める方法により評価します。
これらのカリキュラムに適切に配置された科目を修得し、卒業研究に取り組むことにより、教育目標に掲げた資質・能力を兼ね備えた人材を育成します。

入学者受入れ・選抜の方針(アドミッション・ポリシー)

(1) 入学者受入れの方針

自然界を貫く真理の探究に挑むため、総合的な基礎学力に加えて理学の諸分野における幅広い教養と深い知識を持ち、チャレンジ精神と知的好奇心に満ちあふれた、瑞々しい創造力をもつ人を求めています。

(2) 選抜の基本方針

  • 一般選抜

    一般選抜では、大学入学共通テストにより総合的な基礎学力を測り、個別学力検査では「数学」「理科」および「外国語」を課すことにより、理学の諸分野における教養の幅広さと知識の深さに加えて、読解力、表現力、論理的思考力を測ります。
  • 学校推薦型選抜(大学入学共通テストを課す)

    学校推薦型選抜では、大学入学共通テストにより総合的な基礎学力を測ると共に、提出書類により高校での学習成果や様々な活動への取組状況および理学に対するチャレンジ精神や知的好奇心、説明力を評価します。
  • 総合型選抜(大学入学共通テストを課す)

    総合型選抜では、専門分野への強い知的好奇心とチャレンジ精神を持った学生を選抜するため、学科独自の選考を行います。大学入学共通テストにより基礎学力を測ると共に、提出書類により高校での学習成果や様々な活動への自主的な取組状況を、面接により専門分野に対する理解力、表現力、説明力を評価します。
  • 総合型選抜(大学入学共通テストを課さない)

    総合型選抜では、専門分野への強い知的好奇心とチャレンジ精神を持った学生を選抜するため、学科独自の選考を行います。提出書類により高校での学習成果や様々な活動への自主的な取組状況を評価します。また、専門科目に対するチャレンジ精神、知的好奇心、表現力、説明力などを基礎学力とともに、学科の実施する小論文および面接(口頭試問)により評価します。
  • 私費外国人留学生入試

    私費外国人留学生入試では、日本留学試験(日本語、理科、数学)および英語検定試験(TOEFL又はIELTS)、提出書類によって総合的な基礎学力を測ります。また、面接により理学の諸分野における教養の幅広さと知識の深さ、チャレンジ精神と知的好奇心、日本語能力、表現力、説明力を測ります。
  • 国費外国人留学生・外国政府派遣留学生入試等

    国費外国人留学生・外国政府派遣留学生入試等では、提出書類と面接にもとづいて総合的な基礎学力、理学の諸分野における知識の深さと日本語能力、理学に対する熱意、表現力、説明力を測ります。
  • G30

    物理系プログラム:
    国際プログラム群学部学生入学試験では、一次審査(書類審査)および二次審査(面接審査)により、基礎学力、物理学および応用物理学における知識の深さと、理学に対する熱意、表現力、説明力などを測ります。
    化学系プログラム:
    国際プログラム群学部学生入学試験では、一次審査(書類審査)および二次審査(面接審査)により、基礎学力および化学における知識の深さと、理学に対する熱意、表現力、説明力などを測ります。
    生物系プログラム:
    国際プログラム群学部学生入学試験では、一次審査(書類審査)および二次審査(面接審査)により、基礎学力および生物学における知識の深さと、理学に対する熱意、表現力、説明力などを測ります。
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理学部(令和6年度入学まで)

卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

(1) 育成する人材像(教育目標)

理学部は、以下に示す資質・能力等を備え、卒業資格を満たした者に、卒業を認定し、学位を授与します。


・自然の理を解き明かそうとする探究心と独創的で柔軟な思考を有する
・基礎科学の研究をとおして、科学的素養を身に付け、社会の様々な分野で貢献することができる

(2) 卒業、修了判定時に課している基準(必要要件)

学位を取得するためには、入学後、本学部に4年以上在学し、履修要件として定めた所定の単位(数理学科132単位、物理学科127単位、化学科126単位、生命理学科124単位、地球惑星科学科128単位)以上を修得することが必要です。

教育課程の編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

理学部は、 自然への探究心を涵養し独創的で柔軟な思考力を育成するために、年次進行に沿って下記の方針を定めています。

(1)
初年次教育は、基礎を学びながら自分の進みたい学科を選ぶ期間を設定しています。
(2)
全学教育科目と1年次に配置されている専門基礎科目を受講することにより、数学や理科の基礎科目はもちろん、物事に対する考え方や議論の方法そのものを学ぶ専門リテラシー、人文社会系の教養科目、外国語など、高度知識人に相応しい教養を身につけます。
(3)
1年次終了時に、希望や成績などによって各学科への配属が決定される学科分属制度を採用しています。この制度は、理学部の大きな特長で、総合的な視座から研究や社会をリードできる人材を育成しようとする考えに基づいています。
(4)
2年次以降は、各学科に分かれて、専門基礎科目や専門科目により、基礎から専門的な講義までを体系的に受講します。演習を取り入れ、実験系では多くの時間を実習にあてて重点的な指導を行っています。いずれの学科でも最新の研究成果を取り入れた教育を行っています。加えて、他学科の講義も履修でき、自然科学の基礎知識を一層広げることができます。
(5)
4年次には、さらに専門的な講義を実施するとともに、各研究室に配属されて、これまで3年間の蓄積を実際の研究現場で活用し、自主的な学習と研究による卒業研究に取り組みます。
(6)
各科目の学習成果は、定期試験、レポート、セミナー発表など、シラバスで定める方法により評価します。
これらのカリキュラムに適切に配置された科目を修得し、卒業研究に取り組むことにより、教育目標に掲げた資質・能力を兼ね備えた人材を育成します。

入学者受入れ・選抜の方針(アドミッション・ポリシー)

(1) 入学者受入れの方針

自然界を貫く真理の探究に挑むため、総合的な基礎学力に加えて理学の諸分野における幅広い教養と深い知識を持ち、チャレンジ精神と知的好奇心に満ちあふれた、瑞々しい創造力をもつ人を求めています。

(2) 選抜の基本方針

  • 一般選抜

    一般選抜では、大学入学共通テストにより総合的な基礎学力を測り、個別学力検査では「数学」「理科」「外国語」及び「国語」を課すことにより、理学の諸分野における教養の幅広さと知識の深さに加えて、読解力、表現力、論理的思考力を測ります。
  • 学校推薦型選抜(大学入学共通テストを課す)

    学校推薦型選抜では、大学入学共通テストにより総合的な基礎学力を測ると共に、提出書類により高校での学習成果や様々な活動への取組状況を、面接により理学に対するチャレンジ精神や知的好奇心、表現力、説明力を測ります。
  • 私費外国人留学生入試

    私費外国人留学生入試では、日本留学試験(日本語、理科、数学)および英語検定試験(TOEFL又はIELTS)、提出書類によって総合的な基礎学力を測ります。また、面接により理学の諸分野における教養の幅広さと知識の深さ、チャレンジ精神と知的好奇心、日本語能力、表現力、説明力を測ります。
  • 国費外国人留学生・外国政府派遣留学生入試等

    国費外国人留学生・外国政府派遣留学生入試等では、提出書類と面接にもとづいて総合的な基礎学力、理学の諸分野における知識の深さと日本語能力、理学に対する熱意、表現力、説明力を測ります。
  • G30

    物理系プログラム:
    国際プログラム群学部学生入学試験では、一次審査(書類審査)および二次審査(面接審査)により、基礎学力、物理学および応用物理学における知識の深さと、理学に対する熱意、表現力、説明力等を測ります。
    化学系プログラム:
    国際プログラム群学部学生入学試験では、一次審査(書類審査)および二次審査(面接審査)により、基礎学力および化学における知識の深さと、理学に対する熱意、表現力、説明力等を測ります。
    生物系プログラム:
    国際プログラム群学部学生入学試験では、一次審査(書類審査)および二次審査(面接審査)により、基礎学力および生物学における知識の深さと、理学に対する熱意、表現力、説明力等を測ります。
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理学部(令和3年度入学まで)

卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

(1) 育成する人材像(教育目標)

理学部は、以下に示す資質・能力等を備え、卒業資格を満たした者に、卒業を認定し、学位を授与します。


・自然の理を解き明かそうとする探究心と独創的で柔軟な思考を有する
・基礎科学の研究をとおして、科学的素養を身に付け、社会の様々な分野で貢献することができる

(2) 卒業、修了判定時に課している基準(必要要件)

学位を取得するためには、入学後、本学部に4年以上在学し、履修要件として定めた所定の単位(数理学科138単位、物理学科132.5単位、化学科131.5単位、生命理学科132.5単位、地球惑星科学科133単位)以上を修得することが必要です。

教育課程の編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

理学部は、 自然への探究心を涵養し独創的で柔軟な思考力を育成するために、年次進行に沿って下記の方針を定めています。

(1)
初年次教育は、基礎を学びながら自分の進みたい学科を選ぶ期間を設定しています。
(2)
全学教育科目と1年次に配置されている専門基礎科目を受講することにより、数学や理科の基礎科目はもちろん、物事に対する考え方や議論の方法そのものを学ぶ専門リテラシー、人文社会系の教養科目、外国語など、高度知識人に相応しい教養を身につけます。
(3)
1年次終了時に、希望や成績などによって各学科への配属が決定される学科分属制度を採用しています。この制度は、理学部の大きな特長で、総合的な視座から研究や社会をリードできる人材を育成しようとする考えに基づいています。
(4)
2年次以降は、各学科に分かれて、専門基礎科目や専門科目により、基礎から専門的な講義までを体系的に受講します。演習を取り入れ、実験系では多くの時間を実習にあてて重点的な指導を行っています。いずれの学科でも最新の研究成果を取り入れた教育を行っています。加えて、他学科の講義も履修でき、自然科学の基礎知識を一層広げることができます。
(5)
4年次には、さらに専門的な講義を実施するとともに、各研究室に配属されて、これまで3年間の蓄積を実際の研究現場で活用し、自主的な学習と研究による卒業研究に取り組みます。
(6)
各科目の学習成果は、定期試験、レポート、セミナー発表など、シラバスで定める方法により評価します。
これらのカリキュラムに適切に配置された科目を修得し、卒業研究に取り組むことにより、教育目標に掲げた資質・能力を兼ね備えた人材を育成します。
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医学部(医学科)(令和4年度入学から)

卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

(1) 学位授与の方針および育成する人材像(教育目標)

名古屋大学医学部の理念に則り、以下のような資質・能力(学修成果)を身につけた人材を育成します。

1)
新しい医学・医療の開拓
豊かな想像力を発揮し、未知の領域に常に挑戦し続けながら、革新的な医学・医療を創造する研究者になるための基本的な姿勢を身につける
2)
異文化理解力と国際性
物事を多面的に捉え、多様であることを受容し、国際的な視点を持つ
3)
科学的かつ論理的な知識
臨床・研究の実践に必要な、科学的根拠に基づいた基礎・臨床・社会医学の知識を身につける
4)
飽くなき好奇心
知的好奇心に素直であり、新しいことを吸収する
5)
東海地域での基盤
愛知・岐阜・三重・静岡を中心とする東海地方を基盤とし、日本や世界の医療を担っていくという意識を持つ
6)
プロフェッショナリズム
人の命に関わるという医師の職責を自覚し、豊かな人間性と高い倫理性を持つ
7)
患者中心で安全な医療
患者の苦痛や不安に寄り添い、心理・社会的背景を踏まえながら患者と共に意思決定を行い、安全で患者中心の医療を提供する医師になるための基本的な姿勢を身につける
8)
卓越した技術
己の持つ強みを生かして優れた技術を磨き、それを遺憾無く発揮するための基盤を作る
9)
チームワーク
自分にできることとできないことを適切に判断し、高いコミュニケーション能力と協調性、およびリーダーシップを身につける
10)
データ科学リテラシー
医学・医療に関わるデータを適切に分析・統合・評価できるための知識・技能を身につける

(2) 卒業、修了判定時に課している基準(必要要件)

全学教育科目をはじめ、基礎医学、社会医学及び臨床医学からなる専門科目、臨床実習について所定の単位(全学教育科目44単位、基礎医学、社会医学及び臨床医学からなる専門科目103単位、臨床実習63単位の計210単位)以上を修得した者に対して、このような資質や能力が育成されたものと総合的に判断し、学士の学位を授けます。

教育課程の編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

教育課程の編成、教育内容および教育の実施方法に関する方針

1)
教養ある知識人を育成するために、全学教育として開講されている教養教育を縦断的カリキュラムとして編成します。
2)
論理的な科学者を養成するために、国際的に活躍する医学研究者が基礎医学・社会医学・臨床医学の講義・実習を行います。
3)
研究医を育成するために、半年間にわたる基礎医学セミナーをとおして所属研究室でリサーチマインドを養います。
4)
異文化理解力のある国際人を養成するために、世界最高の教育水準にある海外大学医学部との単位互換プログラムを実施します。
5)
倫理性や人間性を涵養するために、医学入門や社会医学の講義・実習、行動科学に関する授業や臨床実習を実施します。
6)
知的好奇心に溢れた医療人を育成するために、教育課程にPBLチュートリアルをはじめとするアクティブラーニングを組み入れます。
7)
臨床現場で実践的に働ける医療人を養成するために、模擬患者やシミュレーターなどによるシミュレーション教育を積極的に導入します。
8)
豊富な知識と優れた技術、そして患者中心の視点を持った臨床医を育成するために、名古屋大学医学部附属病院及び地域の連携病院での診療参加型臨床実習を充実化します。
9)
多職種と協働できる臨床医を養成するために、患者安全文化の浸透した名古屋大学医学部附属病院における臨床実習を行い、患者安全を考える機会を作ります。
10)
医学・医療に関連するデータを適切に分析・統合・評価できる能力を身につけるために、情報学やデータ科学に関する講義や実習を積極的に実施します。

学修成果を評価する方法に関する方針

1)
知識領域の評価については、筆記試験や多選択肢問題形式の試験(医療系大学間共用試験CBTを含む)によって評価を行います。
2)
技能・態度領域の評価については、医療系大学間共用試験OSCEなどの実技試験を実施するほか、観察評価による評価も実施します。

入学者受入れ・選抜の方針(アドミッション・ポリシー)

(1) 入学者受入れの方針

豊かな人間性、高い倫理性、科学的論理性を備え、創造力に富む医師・医学研究者へと成長するために必要な能力と資質を備えた学生を求めています。そのために、幅広い教養及び十分な基礎学力のみならず、知的好奇心や科学的探究心をもって新たな分野を開拓するような意欲を持ち、物事を多面的に捉え深い洞察力を持って発展させることができる思考力を有し、人間に対する共感や高い協調性といった医学に携わる者としての適性を兼ねそなえた入学者を選抜します。

(2) 選抜の基本方針

  • 一般選抜 ※R5入学から一部変更

    大学入学共通テストにより基礎学力の評価を行う。さらに前期日程においては、個別学力検査により幅広い教養と知識について、面接により将来の医師、医学研究者としての適性について評価し、加えて、県内の地域医療を担う意欲をもった人物を重視した選抜(地域枠)も行います。一方、後期日程においては面接試験にて将来の医師、医学研究者としての適正及び学力を評価する選抜を行います。 
  • 学校推薦型選抜(大学入学共通テストを課す)

    大学入学共通テストによる基礎学力の評価のみならず、面接試験により、医学研究者への志向性を持ち、将来研究医を目指す能力と資質を有した人物を重視した選抜を行います。
  • 私費外国人留学生入試

    筆記試験では生命科学を中心とした基礎学力を評価します。面接試験では基礎学力に加えて、卒業時に医師国家試験に合格するに足る日本語能力を計るための選抜を行います。
  • 国費外国人留学生・外国政府派遣留学生入試等

    筆記試験では生命科学を中心とした基礎学力を評価します。面接試験では基礎学力に加えて、卒業時に医師国家試験に合格するに足る日本語能力を計るための選抜を実施しています。
  • 2年次編入

    筆記試験では幅広い教養と知識について評価します。また、面接試験では将来の医学研究を担う卓越した医学研究者を養成するために必要な知的能力、そして多様な背景と経験を有する人材を重視した選抜を行います。
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医学部(医学科)(令和3年度入学まで)

卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

(1) 学位授与の方針および育成する人材像(教育目標)

名古屋大学医学部の理念に則り、以下のような資質・能力(学修成果)を身につけた人材を育成します。

1)
新しい医学・医療の開拓
豊かな想像力を発揮し、未知の領域に常に挑戦し続けながら、革新的な医学・医療を創造する研究者になるための基本的な姿勢を身につける
2)
異文化理解力と国際性
物事を多面的に捉え、多様であることを受容し、国際的な視点を持つ
3)
科学的かつ論理的な知識
臨床・研究の実践に必要な、科学的根拠に基づいた基礎・臨床・社会医学の知識を身につける
4)
飽くなき好奇心
知的好奇心に素直であり、新しいことを吸収する
5)
東海地域での基盤
愛知・岐阜・三重・静岡を中心とする東海地方を基盤とし、日本や世界の医療を担っていくという意識を持つ
6)
プロフェッショナリズム
人の命に関わるという医師の職責を自覚し、豊かな人間性と高い倫理性を持つ
7)
患者中心で安全な医療
患者の苦痛や不安に寄り添い、心理・社会的背景を踏まえながら患者と共に意思決定を行い、安全で患者中心の医療を提供する医師になるための基本的な姿勢を身につける
8)
卓越した技術
己の持つ強みを生かして優れた技術を磨き、それを遺憾無く発揮するための基盤を作る
9)
チームワーク
自分にできることとできないことを適切に判断し、高いコミュニケーション能力と協調性、およびリーダーシップを身につける
10)
データ科学リテラシー
医学・医療に関わるデータを適切に分析・統合・評価できるための知識・技能を身につける

(2) 卒業、修了判定時に課している基準(必要要件)

全学教育科目をはじめ、基礎医学、社会医学及び臨床医学からなる専門科目、臨床実習について所定の単位(全学教育科目51単位、基礎医学、社会医学及び臨床医学からなる専門科目99単位、臨床実習63単位の計213単位)以上を修得した者に対して、このような資質や能力が育成されたものと総合的に判断し、学士の学位を授けます。

教育課程の編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

教育課程の編成、教育内容および教育の実施方法に関する方針

1)
教養ある知識人を育成するために、全学教育として開講されている教養教育を縦断的カリキュラムとして編成します。
2)
論理的な科学者を養成するために、国際的に活躍する医学研究者が基礎医学・社会医学・臨床医学の講義・実習を行います。
3)
研究医を育成するために、半年間にわたる基礎医学セミナーをとおして所属研究室でリサーチマインドを養います。
4)
異文化理解力のある国際人を養成するために、世界最高の教育水準にある海外大学医学部との単位互換プログラムを実施します。
5)
倫理性や人間性を涵養するために、医学入門や社会医学の講義・実習、行動科学に関する授業や臨床実習を実施します。
6)
知的好奇心に溢れた医療人を育成するために、教育課程にPBLチュートリアルをはじめとするアクティブラーニングを組み入れます。
7)
臨床現場で実践的に働ける医療人を養成するために、模擬患者やシミュレーターなどによるシミュレーション教育を積極的に導入します。
8)
豊富な知識と優れた技術、そして患者中心の視点を持った臨床医を育成するために、名古屋大学医学部附属病院及び地域の連携病院での診療参加型臨床実習を充実化します。
9)
多職種と協働できる臨床医を養成するために、患者安全文化の浸透した名古屋大学医学部附属病院における臨床実習を行い、患者安全を考える機会を作ります。
10)
医学・医療に関連するデータを適切に分析・統合・評価できる能力を身につけるために、情報学やデータ科学に関する講義や実習を積極的に実施します。

学修成果を評価する方法に関する方針

1)
知識領域の評価については、筆記試験や多選択肢問題形式の試験(医療系大学間共用試験CBTを含む)によって評価を行います。
2)
技能・態度領域の評価については、医療系大学間共用試験OSCEなどの実技試験を実施するほか、観察評価による評価も実施します。
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医学部(保健学科)(令和4年度入学から)

卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

(1) 育成する人材像(教育目標)

医学部保健学科は、以下に示す資質・能力等を備え、卒業資格を満たした者に、卒業を認定し、学位を授与します。

「保健医療における専門的な知識や技能を有し、主体的な創造性および立ち向かう探求心を兼ね備える」
「科学的論理性、倫理性、人間性に富み、豊かな想像力と使命感を持って保健医療を推進することができる」

(2) 卒業、修了判定時に課している基準(必要要件)

教育目標と基準に沿った資質・能力を満たした者に卒業を認め、学士の学位を授けます。卒業には、全学教育科目を36単位以上(全専攻共通)に加え全専攻とも卒業研究(4単位)を含み、看護学専攻91単位、放射線技術科学専攻98単位、検査技術科学専攻 99単位、理学療法学専攻88単位、作業療法学専攻93単位以上の専門系科目を修得する必要があります。

教育課程の編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

保健学科は「科学的論理性と倫理性・人間性に富み豊かな想像力・独創性と使命感をもって保健医療を推進する人の育成」を学部教育の基本方針としています。

将来の保健医療を担うリーダーとなりうる人材の育成をめざし、看護学・放射線技術科学・検査技術科学・理学療法学・作業療法学の5専攻を設けています。

医学部の教育目標を達成するために、以下のような教育課程を用意しています。

1)
1年次には、主として全学教育科目と専門(基礎)科目の一部を学びます。全学教育科目では、幅広い学問体系の知識を獲得し、総合的な分析・把握力・論理性に裏付けされた基礎的な主体性や探究心を、また豊かな人間性を育みます。また、専門基礎科目として、解剖学・生理学や生命倫理学などの5専攻共通基礎科目を通して専門技術に不可欠な保健医療の幅広い知識を習得し、科学的論理性や主体的な創造性の基礎を育成します。
2)
2年次以降は、各専門の段階的な講義・演習・実習の教育カリキュラムを設け、各領域の専門科目で高度な専門知識や技能の取得に加え、幅広い視野と高い倫理性を身につけます。
3)
3年次および4年次には、医療福祉機関や地域において臨地・臨床実習を行い、これまで習得した知識の実践的活用方法および保健医療の実際を学びます。また、使命感をもつ保健医療人との関わりから、保健医療への使命感や立ち向かう探究心を育成します。

あわせて、各研究室に配属のうえで卒業研究に取り組み、科学的論理性、豊かな想像力による問題発見・解決能力を身につけます。

学習成果の評価の方針

1)
「全学教育科目」「専門基礎科目」「専門科目」「関連専門科目」では、レポート、筆記試験、目標への到達度など各授業において、シラバスで定める方法によって、単位認定を行います。
2)
これらの適切に配置された科目を修得し、「臨地・臨床実習」および「卒業論文」に取り組むことによって、DPで掲げた資質・能力等を兼ね備えた人材を育成します。

入学者受入れ・選抜の方針(アドミッション・ポリシー)

(1) 入学者受入れの方針

保健学科では、未来の「勇気ある知識人」を目指す人を国内外に求めます。保健学科の学術分野の特徴に基づき、基礎的な学力とそれを活用する能力、さらにそれを発展させようとする意欲や態度を適正に評価して選抜する入試を実施します。入学者が次のような資質を有することを期待します。

1.
生命への畏敬の念、弱者への思いやり
2.
科学的探究心と積極的意欲並びに行動力 
3.
多様な価値観を受け入れる寛容さ
4.
ボランティア精神とフロンティア精神
5.
穏やかな情緒と協調性

(2) 選抜の基本方針

  • 一般選抜

    前期日程により選抜します。大学入学共通テストでは、国語(配点200点)・地理歴史もしくは公民(100点)・数学(200点)・理科(200点)・外国語(200点)により、基礎的な学力を評価します。個別学力検査では、国語(配点150点)・数学(500点)・理科(500点)・外国語(500点)により、理解力・論理的思考力などを通して問題解決の思考力を有することを評価し、これらを総合的に判断します。
  • 学校推薦型選抜(保健学科全専攻)(大学入学共通テストを課す)

    第1次選考では提出された志願理由書、推薦書、調査書並びに大学入学共通テストの成績により、基礎的な学力や保健学分野への意欲を評価します。第2次選考では、口頭試問による面接により保健学分野への適性や積極性を評価し、これらを総合的に判断します。
  • 私費外国人留学生入試(保健学科放射線技術科学専攻および検査技術科学専攻を除く全専攻)

    提出された出願書類により、保健学領域への意欲や基礎的な能力を評価します。また日本留学試験およびTOEFLにより、基本的な学力ならびに日本語の理解に加え、小論文と面接により、保健学分野への適性や積極性を評価し、これらを総合的に判断します。
  • 私費外国人留学生入試(保健学科放射線技術科学専攻および検査技術科学専攻)

    提出された出願書類により、保健学領域への意欲や基礎的な能力を評価します。また日本留学試験およびTOEFLにより、基本的な学力ならびに日本語の理解に加え、面接により、保健学分野への適性や積極性を評価し、これらを総合的に判断します。
  • 国費外国人留学生・外国政府派遣留学生入試等

    筆記試験では基礎的な学力ならびに日本語の理解力を評価します。また、面接試験では基礎学力に加えて、保健学分野への意欲や積極性、適性を評価し、これらを総合的に判断します。
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医学部(保健学科)(令和3年度入学まで)

卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

(1) 育成する人材像(教育目標)

医学部保健学科は、以下に示す資質・能力等を備え、卒業資格を満たした者に、卒業を認定し、学位を授与します。

「保健医療における専門的な知識や技能を有し、主体的な創造性および立ち向かう探求心を兼ね備える」
「科学的論理性、倫理性、人間性に富み、豊かな想像力と使命感を持って保健医療を推進することができる」

(2) 卒業、修了判定時に課している基準(必要要件)

教育目標と基準に沿った資質・能力を満たした者に卒業を認め、学士の学位を授けます。卒業には、全学教育科目を36単位以上(全専攻共通)に加え全専攻とも卒業研究(4単位)を含み、看護学専攻91単位、放射線技術科学専攻98単位、検査技術科学専攻 91単位、理学療法学専攻88単位、作業療法学専攻94単位以上の専門系科目を修得する必要があります。

教育課程の編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

保健学科は「科学的論理性と倫理性・人間性に富み豊かな想像力・独創性と使命感をもって保健医療を推進する人の育成」を学部教育の基本方針としています。

将来の保健医療を担うリーダーとなりうる人材の育成をめざし、看護学・放射線技術科学・検査技術科学・理学療法学・作業療法学の5専攻を設けています。

医学部の教育目標を達成するために、以下のような教育課程を用意しています。

1)
1年次には、主として全学教育科目と専門(基礎)科目の一部を学びます。全学共通科目では、幅広い学問体系の知識を獲得し、総合的な分析・把握力・論理性に裏付けされた基礎的な主体性や探究心を、また豊かな人間性を育みます。また、専門基礎科目として、解剖学・生理学や生命倫理学などの5専攻共通基礎科目を通して専門技術に不可欠な保健医療の幅広い知識を習得し、科学的論理性や主体的な創造性の基礎を育成します。
2)
2年次以降は、各専門の段階的な講義・演習・実習の教育カリキュラムを設け、各領域の専門科目で高度な専門知識や技能の取得に加え、幅広い視野と高い倫理性を身につけます。
3)
3年次および4年次には、医療福祉機関や地域において臨地・臨床実習を行い、これまで習得した知識の実践的活用方法および保健医療の実際を学びます。また、使命感をもつ保健医療人との関わりから、保健医療への使命感や立ち向かう探究心を育成します。

あわせて、各研究室に配属のうえで卒業研究に取り組み、科学的論理性、豊かな想像力による問題発見・解決能力を身につけます。

学習成果の評価の方針

1)
「全学教育科目」「専門基礎科目」「専門科目」「関連専門科目」では、レポート、筆記試験、目標への到達度など各授業において、シラバスで定める方法によって、単位認定を行います。
2)
これらの適切に配置された科目を修得し、「臨地・臨床実習」および「卒業論文」に取り組むことによって、DPで掲げた資質・能力等を兼ね備えた人材を育成します。
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工学部(令和6年度入学から)

卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

(1) 育成する人材像(教育目標)

工学部は、以下に示す資質・能力等を備え、卒業資格を満たした者に、卒業を認定し、学位を授与します。


工学部が授与する学位は、工学を拓くための専門領域の知識や技術を身につけるとともに、幅広い視野と応用力・思考力を有し、科学に対する強い興味をもって、豊かな未来社会の創出に貢献できる人材であることを証します。

(2) 卒業、修了判定時に課している基準(必要要件)

各学科の教育課程に沿って、十分な教養と専門知識・技術を修得し、卒業判定に合格することが必要です。卒業要件単位数は、全学教育科目が44~51単位、専門系科目が卒業研究を含め82~90単位で、合計132~137.5単位です。

教育課程の編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

教育課程の編成及び教育・学修方法の方針

(1)
科学的な基礎知識と工学基礎を充実させます。
(2)
人文・社会科学等の関連する学問分野についての幅広い視野を確立させます。
(3)
基礎知識を柔軟に適用する豊かな応用力を養成します。
(4)
将来の創造性につながる基礎学力と技術・研究のあり方に対する基本的な素養を養成します。
(5)
十分な基礎知識を教授した後、多様な専門分野の選択肢を提供し、必要な専門性を養います(Late Specialization)。

これらの教育方針にそって、全学教育科目の基礎のもと、学科ごとに教育プログラムを編成しています。専門系科目を専門基礎科目、専門科目、関連専門科目に区分し、それぞれの科目区分の中に、講義、演習、実習、実験などの多様な形態の授業を配置し、学年進行にそって、基礎力、応用力、創造力・総合力が段階的に涵養されるよう配慮しています。
学部教育カリキュラムは卒業後、大学院に進学しさらに高度な学問分野の修得と研究を行う学生のために必要な基本的な内容を網羅するとともに、大学院の教育カリキュラムとの密接な関係をもつように配慮しています(3+3+3型教育システム)。

学修成果の評価の方針

(1)
「全学教育科目」「専門基礎科目」「専門科目」「関連専門科目」では、レポート、筆記試験、口頭発表など各授業において、シラバスで定める方法によって、単位認定を行います。
(2)
これらの適切に配置された科目を修得し、「卒業研究」に取り組むことによって、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)で掲げた資質・能力等を兼ね備えた人材を育成します。

入学者受入れ・選抜の方針(アドミッション・ポリシー)

(1) 入学者受入れの方針

自然科学に対する強い興味と、人間や社会に対する幅広い関心をもち、工学を学ぶために十分な基礎学力を有するとともに、現代社会で直面する諸問題に果敢に挑戦し、それぞれの専門分野でグローバルなリーダーとして、社会に貢献し続ける意欲を有する人材を求めています。

(2) 選抜の基本方針

  • 一般選抜

    入学者受入れの方針にしたがって、特に、工学を学ぶための基礎学力と素養をもった意欲のある人材を選抜します。具体的には、大学入学共通テスト、個別学力検査、調査書により、各学科において基礎的な学力を評価し、選抜します。
  • 学校推薦型選抜(大学入学共通テストを課す)

    入学者受入れの方針にしたがって、特に、自然科学に対する強い興味と、人間や社会に対する幅広い関心をもつ人材を選抜します。具体的には、各学科における口頭試問、志願理由書、推薦書、調査書による該当分野を学ぶ意欲や態度の評価に、大学入学共通テストによる基礎的な学力評価を加えて、総合的に選抜します。
  • 私費外国人留学生入試

    入学者受入れの方針にしたがって、特に、工学を学ぶための基礎学力と素養をもった意欲のある人材を選抜します。具体的には、語学力(日本語および英語能力の外部スコア)の評価に加えて、各学科において実施する個別学力検査により、基礎的な学力を評価し、選抜します。
  • 国費外国人留学生・外国政府派遣留学生入試等

    入学者受入れの方針にしたがって、特に、工学を学ぶための基礎学力と素養をもった意欲のある人材を選抜します。具体的には、語学力(日本語および英語能力の外部スコア)の評価に加えて、各学科において実施する個別学力検査により、基礎的な学力を評価し、選抜します。
  • 3年次編入(高等専門学校)

    高等専門学校卒業者(見込み者)を対象に、入学者受入れの方針にしたがって、特に、工学を学ぶための基礎学力と素養をもった意欲のある人材を選抜します。具体的には、基礎学力試験(筆記試験)、専門試験(筆記試験および面接、又はいずれか一方)、調査書を総合的に評価し、選抜します。
  • 3年次編入(学士入学)

    大学の理科系学部卒業者(見込み者)を対象に、入学者受入れの方針にしたがって、特に、工学を学ぶための基礎学力と素養をもった意欲のある人材を選抜します。具体的には、口頭試問、志願理由書、成績証明書を総合的に評価し、選抜します。
  • G30

    化学系プログラム:
    国際プログラム群学部学生入試では、一次審査(書類審査)および二次審査(面接審査)により、基礎学力および化学を学ぶ意欲・態度を評価し、選抜します。
    自動車工学プログラム:
    国際プログラム群学部学生入試では、一次審査(書類審査)および二次審査(面接審査)により、基礎学力および自動車工学に関連する分野を学ぶ意欲・態度を評価し、選抜します。
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工学部(令和5年度入学まで)

卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

(1) 育成する人材像(教育目標)

工学部は、以下に示す資質・能力等を備え、卒業資格を満たした者に、卒業を認定し、学位を授与します。


工学部が授与する学位は、工学を拓くための専門領域の知識や技術を身につけるとともに、幅広い視野と応用力・思考力を有し、科学に対する強い興味をもって、豊かな未来社会の創出に貢献できる人材であることを証します。

(2) 卒業、修了判定時に課している基準(必要要件)

各学科の教育課程に沿って、十分な教養と専門知識・技術を修得し、卒業判定に合格することが必要です。卒業要件単位数は、全学教育科目が44~51単位、専門系科目が卒業研究を含め82~90単位で、合計132~137単位です。

教育課程の編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

教育課程の編成及び教育・学修方法の方針

(1)
科学的な基礎知識と工学基礎を充実させます。
(2)
人文・社会科学等の関連する学問分野についての幅広い視野を確立させます。
(3)
基礎知識を柔軟に適用する豊かな応用力を養成します。
(4)
将来の創造性につながる基礎学力と技術・研究のあり方に対する基本的な素養を養成します。
(5)
十分な基礎知識を教授した後、多様な専門分野の選択肢を提供し、必要な専門性を養います(Late Specialization)。

これらの教育方針にそって、全学教育科目の基礎のもと、学科ごとに教育プログラムを編成しています。専門系科目を専門基礎科目、専門科目、関連専門科目に区分し、それぞれの科目区分の中に、講義、演習、実習、実験などの多様な形態の授業を配置し、学年進行にそって、基礎力、応用力、創造力・総合力が段階的に涵養されるよう配慮しています。
学部教育カリキュラムは卒業後、大学院に進学しさらに高度な学問分野の修得と研究を行う学生のために必要な基本的な内容を網羅するとともに、大学院の教育カリキュラムとの密接な関係をもつように配慮しています(3+3+3型教育システム)。

学修成果の評価の方針

(1)
「全学教育科目」「専門基礎科目」「専門科目」「関連専門科目」では、レポート、筆記試験、口頭発表など各授業において、シラバスで定める方法によって、単位認定を行います。
(2)
これらの適切に配置された科目を修得し、「卒業研究」に取り組むことによって、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)で掲げた資質・能力等を兼ね備えた人材を育成します。

入学者受入れ・選抜の方針(アドミッション・ポリシー)

(1) 入学者受入れの方針

自然科学に対する強い興味と、人間や社会に対する幅広い関心をもち、工学を学ぶために十分な基礎学力を有するとともに、現代社会で直面する諸問題に果敢に挑戦し、それぞれの専門分野でグローバルなリーダーとして、社会に貢献し続ける意欲を有する人材を求めています。

(2) 選抜の基本方針

  • 一般選抜

    入学者受入れの方針にしたがって、特に、工学を学ぶための基礎学力と素養をもった意欲のある人材を選抜します。具体的には、大学入学共通テスト、個別学力検査、調査書により、各学科において基礎的な学力を評価し、選抜します。
  • 学校推薦型選抜(大学入学共通テストを課す)

    入学者受入れの方針にしたがって、特に、自然科学に対する強い興味と、人間や社会に対する幅広い関心をもつ人材を選抜します。具体的には、各学科における口頭試問、志願理由書、推薦書、調査書による該当分野を学ぶ意欲や態度の評価に、大学入学共通テストによる基礎的な学力評価を加えて、総合的に選抜します。
  • 私費外国人留学生入試

    入学者受入れの方針にしたがって、特に、工学を学ぶための基礎学力と素養をもった意欲のある人材を選抜します。具体的には、語学力(日本語および英語能力の外部スコア)の評価に加えて、各学科において実施する個別学力検査により、基礎的な学力を評価し、選抜します。
  • 国費外国人留学生・外国政府派遣留学生入試等

    入学者受入れの方針にしたがって、特に、工学を学ぶための基礎学力と素養をもった意欲のある人材を選抜します。具体的には、語学力(日本語および英語能力の外部スコア)の評価に加えて、各学科において実施する個別学力検査により、基礎的な学力を評価し、選抜します。
  • 3年次編入(高等専門学校)

    高等専門学校卒業者(見込み者)を対象に、入学者受入れの方針にしたがって、特に、工学を学ぶための基礎学力と素養をもった意欲のある人材を選抜します。具体的には、基礎学力試験(筆記試験)、専門試験(筆記試験および面接、又はいずれか一方)、調査書を総合的に評価し、選抜します。
  • 3年次編入(学士入学)

    大学の理科系学部卒業者(見込み者)を対象に、入学者受入れの方針にしたがって、特に、工学を学ぶための基礎学力と素養をもった意欲のある人材を選抜します。具体的には、口頭試問、志願理由書、成績証明書を総合的に評価し、選抜します。
  • G30

    化学系プログラム:
    国際プログラム群学部学生入試では、一次審査(書類審査)および二次審査(面接審査)により、基礎学力および化学を学ぶ意欲・態度を評価し、選抜します。
    自動車工学プログラム:
    国際プログラム群学部学生入試では、一次審査(書類審査)および二次審査(面接審査)により、基礎学力および自動車工学に関連する分野を学ぶ意欲・態度を評価し、選抜します。
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工学部(令和3年度入学まで)

卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

(1) 育成する人材像(教育目標)

工学部は、以下に示す資質・能力等を備え、卒業資格を満たした者に、卒業を認定し、学位を授与します。


工学部が授与する学位は、工学を拓くための専門領域の知識や技術を身につけるとともに、幅広い視野と応用力・思考力を有し、科学に対する強い興味をもって、豊かな未来社会の創出に貢献できる人材であることを証します。

(2) 卒業、修了判定時に課している基準(必要要件)

各学科の教育課程に沿って、十分な教養と専門知識・技術を修得し、卒業判定に合格することが必要です。卒業要件単位数は、全学教育科目が45.5~51単位、専門系科目が卒業研究を含め84~90単位で、合計133~137.5単位です。

教育課程の編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

教育課程の編成及び教育・学修方法の方針

(1)
科学的な基礎知識と工学基礎を充実させます。
(2)
人文・社会科学等の関連する学問分野についての幅広い視野を確立させます。
(3)
基礎知識を柔軟に適用する豊かな応用力を養成します。
(4)
将来の創造性につながる基礎学力と技術・研究のあり方に対する基本的な素養を養成します。
(5)
十分な基礎知識を教授した後、多様な専門分野の選択肢を提供し、必要な専門性を養います(Late Specialization)。

これらの教育方針にそって、全学教育科目の基礎のもと、学科ごとに教育プログラムを編成しています。専門系科目を専門基礎科目、専門科目、関連専門科目に区分し、それぞれの科目区分の中に、講義、演習、実習、実験などの多様な形態の授業を配置し、学年進行にそって、基礎力、応用力、創造力・総合力が段階的に涵養されるよう配慮しています。
学部教育カリキュラムは卒業後、大学院に進学しさらに高度な学問分野の修得と研究を行う学生のために必要な基本的な内容を網羅するとともに、大学院の教育カリキュラムとの密接な関係をもつように配慮しています(3+3+3型教育システム)。

学修成果の評価の方針

(1)
「全学教育科目」「専門基礎科目」「専門科目」「関連専門科目」では、レポート、筆記試験、口頭発表など各授業において、シラバスで定める方法によって、単位認定を行います。
(2)
これらの適切に配置された科目を修得し、「卒業研究」に取り組むことによって、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)で掲げた資質・能力等を兼ね備えた人材を育成します。
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農学部(令和4年度入学から)

卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

(1) 育成する人材像(教育目標)

農学部は、以下に示す資質・能力等を備え、卒業資格を満たした者に、卒業を認定し、学位を授与します。

「農学領域における科学的知識と基礎的技術および豊かな教養を有し、自発的、継続的に学ぶことができる」
「生物に対する深い理解と論理的思考力に裏付けられた総合的判断力をもって、将来を切り拓いていくことができる」

(2) 卒業、修了判定時に課している基準(必要要件)

全学教育科目、学部専門基礎科目、卒業論文研究を含む学部専門科目について所定の単位を修得した者に対して、農学の学術分野における資質や能力が育成されたものと総合的に判断し、学士の学位を授けます。卒業に必要な単位数は、全学教育科目49単位、専門基礎科目40単位、専門科目45単位の計134単位です。

教育課程の編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

農学部は、食・環境・健康に関して多様な視点から問題を発見・解決できる力を養うともに、大学院教育との連携や社会からの要請に応えるために、以下の教育プログラムを実施しています。

(1)
基礎学力の養成:1・2年次では、あらゆる学問分野の基礎となる全学教育科目を履修して、基礎学力を養成します。
(2)
農学領域における基礎知識と関連する技術の習得:1・2年次では、3学科に共通して必要な生物系・化学系・数物系の基礎科目、“食・環境・健康”に関わる課題認識のための基礎科目「生命農学序説」などを履修して、基礎知識を習得します。
(3)
自発的、継続的に学ぶ能力の習得:科学・技術・社会に対する視野を広げるとともに、今後の学修の方向性や取り組み方を考えます(「生命農学序説」「生命と技術の倫理」など)。また、科学英語の読解能力、プレゼンテーション能力、課題解決能力の向上を目指します(「農学セミナー」など)。
(4)
課題を見出し、学んだ知識や技術を応用して解決する能力の習得:3・4年次では、様々な学問領域につながる専門科目の講義と実験実習、また専門横断的科目(「フードシステム論」など)や各種資格の取得に必要な科目を履修し、生物のもつ機能の多面的な利用と技術開発に関する方法論や専門知識を学びます。
(5)
グローバルな視野をもって行動し、社会に貢献できる人材の養成:各学科の実習、研修、講義を通じて農学領域における国内外の諸問題を発見・解析・探求する能力を養います(「海外実地研修」など)。
(6)
卒業論文研究:4年次を各専門分野に対応した専門教育の期間と位置付け、学生が研究室に所属して、学生が主体となって卒業研究に取り組み、最先端研究の一端を担うことで、高度な専門知識と課題解決方法を習得します。

(1)〜(4)の「全学教育科目」「専門基礎科目」「専門科目」「関連専門科目」では、主に定期試験やレポート課題で評価します。
(5)グローバルな視野をもって行動し、社会に貢献できる人材を養成する科目では、主に口頭発表や平常点で評価します。
各科目の学習成果は、全学統一の成績評価基準に準拠して評価し、シラバスで定める方法によって、単位認定を行います。
これらの適切に配置された科目を修得し、「卒業論文」に取り組むことによって、ディプロマ・ポリシーで掲げた資質・能力等を兼ね備えた人材を育成します。

入学者受入れ・選抜の方針(アドミッション・ポリシー)

(1) 入学者受入れの方針

「食・環境・健康」に関わる学問を探究するために必要な基礎的学力を有し、それぞれの専門分野で指導者や専門家として知識と技術を社会に役立てようという志をもつ人材を求めています。

(2) 選抜の基本方針

  • 一般選抜

    一般選抜においては、理科にやや重点を置き、大学入学共通テスト(5教科7科目)とともに、国語・数学・理科・外国語の個別学力検査を課します。基礎知識・理解力・論理的思考力・応用力などを総合的に評価し、選抜します。
  • 学校推薦型選抜(大学入学共通テストを課す)

    推薦入学者選抜においては、大学入学共通テスト(5教科7科目)、提出書類の評点をもとに、志望学科に対する明瞭な志向と将来を見据えた明確な勉学目的をもち、学習成績・人物ともに優れた人を選抜します。
  • 私費外国人留学生入試

    私費外国人留学生選抜においては、日本留学試験の成績、TOEFLの成績、提出書類、小論文および口頭試問を含む面接での評点をもとに総合的に評価します。志望学科に対する明瞭な志向と将来を見据えた明確な勉学目的をもち、学習成績・人物ともに優れた人を選抜します。
  • 国費外国人留学生・外国政府派遣留学生入試等

    国費外国人留学生・外国政府派遣留学生選抜においては、提出書類および面接での評点をもとに総合的に評価します。志望学科に対する明瞭な志向と将来を見据えた明確な勉学目的をもち、学習成績・人物ともに優れた人を選抜します。
  • G30

    G30留学生選抜においては、書類審査および面接審査での評点をもとに総合的に評価します。志望教育プログラムに対する明瞭な志向と将来を見据えた明確な勉学目的をもち、学習成績・人物ともに優れた人を選抜します。
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農学部(令和3年度入学まで)

卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

(1) 育成する人材像(教育目標)

農学部は、以下に示す資質・能力等を備え、卒業資格を満たした者に、卒業を認定し、学位を授与します。

「農学領域における科学的知識と基礎的技術および豊かな教養を有し、自発的、継続的に学ぶことができる」
「生物に対する深い理解と論理的思考力に裏付けられた総合的判断力をもって、将来を切り拓いていくことができる」

(2) 卒業、修了判定時に課している基準(必要要件)

全学教育科目、学部専門基礎科目、卒業論文研究を含む学部専門科目について所定の単位を修得した者に対して、農学の学術分野における資質や能力が育成されたものと総合的に判断し、学士の学位を授けます。卒業に必要な単位数は、全学教育科目49単位、専門基礎科目42単位、専門科目45単位の計136単位です。

教育課程の編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

農学部は、食・環境・健康に関して多様な視点から問題を発見・解決できる力を養うともに、大学院教育との連携や社会からの要請に応えるために、以下の教育プログラムを実施しています。

(1)
基礎学力の養成:1・2年次では、あらゆる学問分野の基礎となる全学教育科目を履修して、基礎学力を養成します。
(2)
農学領域における基礎知識と関連する技術の習得:1・2年次では、3学科に共通して必要な生物系・化学系・数物系の基礎科目、“食・環境・健康”に関わる課題認識のための基礎科目「生命農学序説」、情報教育科目「情報リテラシー入門」などを履修して、基礎知識を習得します。
(3)
自発的、継続的に学ぶ能力の習得:科学・技術・社会に対する視野を広げるとともに、今後の学修の方向性や取り組み方を考えます(「生命農学序説」「生命と技術の倫理」など)。また、科学英語の読解能力、プレゼンテーション能力、課題解決能力の向上を目指します(「農学セミナー」など)。
(4)
課題を見出し、学んだ知識や技術を応用して解決する能力の習得:3・4年次では、様々な学問領域につながる専門科目の講義と実験実習、また専門横断的科目(「フードシステム論」など)や各種資格の取得に必要な科目を履修し、生物のもつ機能の多面的な利用と技術開発に関する方法論や専門知識を学びます。
(5)
グローバルな視野をもって行動し、社会に貢献できる人材の養成:各学科の実習、研修、講義を通じて農学領域における国内外の諸問題を発見・解析・探求する能力を養います(「海外実地研修」など)。
(6)
卒業論文研究:4年次を各専門分野に対応した専門教育の期間と位置付け、学生が研究室に所属して、学生が主体となって卒業研究に取り組み、最先端研究の一端を担うことで、高度な専門知識と課題解決方法を習得します。

(1)〜(4)の「全学教育科目」「専門基礎科目」「専門科目」「関連専門科目」では、主に定期試験やレポート課題で評価します。
(5)グローバルな視野をもって行動し、社会に貢献できる人材を養成する科目では、主に口頭発表や平常点で評価します。
各科目の学習成果は、全学統一の成績評価基準に準拠して評価し、シラバスで定める方法によって、単位認定を行います。
これらの適切に配置された科目を修得し、「卒業論文」に取り組むことによって、ディプロマ・ポリシーで掲げた資質・能力等を兼ね備えた人材を育成します。

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