東海国立大学機構アカデミック・セントラル高大接続連携部門セミナー
「観点別学習状況の評価の
導入と高大接続
―大学入試・入学後教育への期待と課題―」
開催報告
2023年度東海国立大学機構アカデミック・セントラル高大接続連携部門セミナーが、11月9日(木)、ES総合館ESホールにおいて開催され、全国各地から大学関係者、高校教員等が対面およびオンラインにて参加しました。
今回のセミナーは、テーマを「観点別学習状況の評価の導入と高大接続―大学入試・入学後教育への期待と課題―」とし、藤巻本部長の挨拶のあと、大谷 奨 筑波大学アドミッションセンター長・教授から、観点別学習状況の評価に高校がどのように対応しているのかという現況と、この観点別評価が持つ意義について、高大接続の観点からご講演いただきました。
改定後の学習指導要領下で培われる能力を、大学が適切に評価できるのか、また、入学後教育に活かすことができるのかについて、参加者は熱心に耳を傾け、講演後の質疑応答では参加者との意見交換が行われました。
最後に、松永部門長より、まとめの挨拶があり、セミナーは盛況のうちに終了しました。
- 講演する大谷先生
- 質疑応答の様子
開催概要
日 時: 2023年11月9日(木) 14時00分~16時00分(受付13時30分)
開催方法: 対面 および オンライン(Zoomウェビナー)
対面会場: 名古屋大学東山キャンパスES総合館1階ESホール(キャンパスマップ)
名古屋市営地下鉄名城線「名古屋大学」駅下車 2番出口より徒歩3分(大学へのアクセス)
学習指導要領の改訂に伴い、2022年度から高等学校において観点別学習状況の評価が導入された。この改革は「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体的に学習に取り組む態度」の3つの観点から評価を行うことで授業改善を図るとともに、生徒の主体的に学ぶ力の育成を目指すものである。
このように高校教育が変化する中、大学には観点別学習状況の評価を入学者選抜や入学後の教育につなげることが求められつつある。本セミナーでは、改定後の学習指導要領下で培われる能力を、大学が適切に評価できるのか、また、入学後教育に活かすことができるのかについて、筑波大学アドミッションセンター センター長 大谷奨教授に講演していただく。
- 対 象
- 大学教職員、高校教員、研究者など
- 参 加 費
- 無料
- 申 込 方 法
- 下記フォームからお申込みください。
https://forms.office.com/r/gqqgNbdvuj - 参 加 方 法
- (対面)参加申し込みのうえ、当日会場へお越しください。
(オンライン)接続先は、参加申し込みされた方に後日お知らせします。
- 定 員
- 150名(対面)、500名(Zoom)
- お問合せ先
- 名古屋大学教育基盤連携本部アドミッション部門
nuqa[at]t.mail.nagoya-u.ac.jp
本セミナーに関する質問事項等があれば、上記のお問い合わせ先まで連絡をお願いいたします。
プログラム
- 13:30
- 受付
- 14:00
- 主催者挨拶
藤巻 朗(アカデミック・セントラル本部長) - 14:05
- 講演
「観点別学習状況の評価の導入と高大接続
―大学入試・入学後教育への期待と課題―」
講師 筑波大学 アドミッションセンター長・教授 大谷 奨 - 15:25
- 質疑応答
- 15:55
- 閉会挨拶
松永 洋介(高大接続連携部門長)