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第1ステージ講義 3日目を開催しました
名大 MIRAI GSC活動ブログをご覧のみなさま、こんにちは。
梅雨の終わりも近づき、日に日に暑くなって参りましたね。
さて、7月8日(土)に開催した第1ステージ3日目(最終日)の様子をご報告いたします。
はじめに、名大 MIRAI GSCの主担当者、篠原久典先生(理学部、高等研究院)からご挨拶がありました。
↑篠原先生からご挨拶
そして、いよいよ最終日の講義がはじまりました。
講義7 「"メカニカルな結合"でつくる分子集合体の化学」
講演者 理学部 准教授 山田 泰之 先生
↑講義の様子
↑山田 泰之 先生(理学部)
山田先生の講義では、「結合とは何か?化学の結合にはどのような種類があるか?」というテーマについてわかりやすく説明をしてくださいました。
講義後の質疑応答では、たくさん手が上がりました。
↑講義後の質疑応答
↑山田先生との質疑応答の様子
質疑応答の後、課題レポートの時間となりました。
↑課題レポート作成の様子
さて、午後からは工学部の先生の講義が2つありました。
(物質系の講義を心待ちにしていた受講生の方、たいへんお待たせいたしました)
講義8 「光で原子を制御する ~量子の世界をデザイン~」
講演者 工学部 准教授 川口 由紀 先生
↑川口 由紀 先生(工学部)
↑講義の様子
川口先生の講義では「超伝導」をテーマに、そのしくみについてわかりやすく説明していただきました。
また、講義の中で、先生ご自身が「なぜ研究者になったのか?」という理由についても伺うことができました。
先生のお話から、自分の将来についてインスパイアされた受講生の方も多かったのではないでしょうか?
講義後に質疑応答となりました。
↑講義後の質疑応答
↑川口先生との質疑応答の様子
課題レポートの作成後、さいごの講義となりました。
講義9 「太陽電池のデザインとプロセス」
講演者 工学部 教授 宇佐美 徳隆 先生
↑宇佐美 徳隆 先生(工学部)
↑講義の様子
講義では、太陽電池の作製方法やそのしくみについて、詳しい説明を聴くことができました。
また、先生の所属の工学部に新設された「マテリアル工学科」で、どんな研究をしているかについても説明を伺うことができました。
質疑応答ではたくさん手が上がりました。
↑講義後の質疑応答
↑宇佐美先生との質疑応答の様子
レポートは、自分で太陽電池をデザインする課題が出題されました。
以上にて第1ステージの3日間の講義は終了しました。
受講生のみなさん、名大で3日間にわたる9つの講義を聞いて、どんな感想を持たれましたか?
名大の先生方から直接お話を聞いて、初めて興味を持った分野について、また以前から興味を持っていてもっと追求してみたいと思ったテーマについて、ぜひご自分で調べたり、共通の興味のある友人や学校の先生方と話し合ったりして、どんどん内容を深めたり広げたりしてみてください。
名大 MIRAI GSC第1ステージが、受講生のみなさんの活動のきっかけになれたら、とても嬉しく思います。
第1ステージの講義を受講してくださった178名の受講生の方々、大変おつかれさまでした。
この178名の中から、第2ステージへ進んでいただく52名(予定)の方を7月18日(火)に発表いたします。
発表については各高校の担当の先生方へご連絡しますので、7月18日(火)以降に各高校の先生方へご確認くださいね。
(※第2ステージへ進んでいただく受講生ご本人にもメールで連絡をいたしますが、メールが不着となるおそれもありますので、必ず各高校の先生へご確認ください。)
【エクストラ】
当日の講義の様子が、中日新聞の7月9日(日)朝刊に掲載されました。
受講生の方のインタビューも掲載されています。
オンライン版について、下記リンクから確認していただけます。
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20170709/CK2017070902000048.html
インタビューに答えていただいた受講生の方々、ありがとうございました!
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
これからも名大 MIRAI GSCをどうぞよろしくお願いいたします。
名大 MIRAI GSC事務局 熊崎