名大MIRAI GSC活動ブログをご覧のみなさま、こんにちは。
今回は第１ステージ第３日目の活動について、ご紹介します。

第７回講義「排熱から電気を生み出すセラミックスの発見」
講演者：理学研究科長　寺崎 一郎 先生

受講生の感想より
「これまで熱力学について学校で学んだことがなく、熱から電気を生み出すことができることを知って感動しました。また金属に温度差をつけると回路の代わりになることを初めて知り、とても興味深かったです。」
「以前から、車から出る熱のエネルギーを何かに使えないのかと考えていたので、熱電変換の話は私にとって非常に魅力的でした。熱電変換の科学は地球温暖化の抑制に活用できるかもしれないと思い、わくわくしました。また、基礎研究が世界を動かすきっかけになるかもしれないというお話が印象的でした。」

第８回講義「触媒...その不思議に迫る！」
講演者：理学研究科　邨次 智 先生

受講生の感想より
「触媒というと反応速度を早くする物質というイメージでしたが、薬の開発やエネルギー問題の解決に繋がると知り、非常に興味深く、壮大な分野なのだと今までの知識が覆されました。触媒の更なる理解のために化学反応についてより知識を深めたいです。」
「化学反応式に記されてない裏の存在である触媒がこんなにも画期的で驚きました。」

第９回講義「知っていますか？糖鎖の話」
講演者：医学系研究科　岡島 徹也 先生

受講生の感想より
「これまで糖鎖についてあまり知らなかったのですが、糖鎖で血液型が決まることや、医薬品へと応用ができることを知れて、糖鎖がとても身近に感じることができ、とても興味深かったです。」
「糖鎖は細胞それぞれの種類を識別する要素となるからこそ、特異的に目的の細胞に作用する治療に役立てられるという点で、医療を発展させる鍵になるものなのだと感じ、もっと糖鎖について深く学びたいと思いました。」

以上で第１ステージの講義は全て終了となりました。
受講生のみなさま、９つの課題レポートの作成、大変おつかれさまでした。
初日は緊張したお顔が多かった印象でしたが、最終日には質問の時間が足りないほど沢山の方に手を挙げていただきました。
第１ステージを楽しんでいただけたようで、嬉しく感じております。

これから第２ステージへ向けて選抜審査が始まります。
名大MIRAI GSC活動ブログを今後ともどうぞよろしくお願いいたします。